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第二回 : 新車か中古車か、車種の選定について


米国での生活になくてはならないのが自動車。前回は米国の販売システムについて書きましたが、第2回目は車を選ぶ際に、新車が良いのかあるいは中古車が良いのかについて説明します。
前回記事はコチラ

車を選ぶ際に考えなくてはならない事項


1.予算
当然一番重要な事です。新車で好きな車を買えるに越したことはないのですが、米国滞在期間の長さや他にかかる家賃、家具代、教育費、余暇といった他の要素との兼ね合いで影響されます。2年以上住まれるのであれば、新車をお勧めしたい。逆に2年以内で帰国される方は、新車の場合、転売の際のロスが大きすぎるので中古車をお勧めしたいです。

2.使用目的
通勤、子供の送迎、余暇など、一番の目的は何かによって車種の選定が違ってきます。

3.保険代、維持費、修理費用
普通の4ドアセダンの保険料は大して高くありませんが、ヨーロッパ車は意外に高いのです。また2ドアスポーツ車やターボ付の高排気量の車も保険料が高いです。さらに同じ小型4ドアセダンでも、メーカーや車種によって保険料に差があるので、購入する前にエージェントに聞くか、GEICOやProgressiveなどのオンラインで見積もりの取れるところに、違う車種をインプットして概算見積もりを比べてみるのが良いと思います。またガソリン代やメンテナンスにかかる維持費も念頭におきましょう。日本車や小型車、ハイブリッド車のガソリンの燃費が良いのは皆様ご存知の通りです。新車の場合は、3年あるいは4年までの完全保証が付いているので、問題があっても費用はかかりませんが、高級車以外は代車システムがないので、故障が多い車は修理中レンタカーを借りたりなどで面倒です。そして中古車の場合は、あまり古く安い車を買うと1~2年で修理代が数千ドルもかかる事もあるので注意してください。

4.帰国の際に転売が簡単か
駐在として来られている方は、何年か後には必ず帰国するわけですから、転売をするという前提で車を選ぶことが重要です。転売が簡単な車は、日本車、オートマ車、4ドアあるいはSUVで、なかでも日本車は、3年落ちでも結構良い値段でしかも人気があるので売りやすいです。しかし日本車でも2ドアやマニュアル変速車、エアコンなしの車は転売が非常に難しいのです。購入するときに、予算の関係などでエアコンがなくても良いと思っていても、いざ買う人の立場になってみるとこれが意外に重要事項。また日本車、アメ車、ヨーロッパ車に限らず高級車は結構転売が難しいのが現状です。普通中古車を探している人の予算は、1万ドルから高くても1万5千ドル程度なので、いくら高級車といっても、2~3万ドルの“中古車”は買い手を探すのに苦労します。

車の種類


【エコノミー車】
値段が安い小さい車。経済性が良いが、高速道路での長距離運転には不向き。

【小型車】
カローラ・シビックに代表される車。値段も手ごろで高速道路走行もOK。欠点をあえて言えば、あまり大きくないので日本からのお客様の送迎等には向かないかもしれないが転売は簡単。

【中型車】
カムリ・アコードに代表される車。居住性、高速走行なども良く、特に日本車は人気もあり転売が楽。このクラスのアメ車は新車保証期間内は良いが、その後は結構お金がかかる事がある。

【大型車】
フルサイズの乗用車。一昔前はアメ車が一般的だったが、最近では日本車のフルサイズ車もあり選択が広がっている。特に最近のカムリやアコードなどはサイズが大きくなったので、フルサイズ大型車は要望が少なくなっている傾向に。一般的な人気や需要がないので、転売は値段を下げないと難しい。

【高級車】
乗り心地などは良いが、ブルーブック査定価格が高いために転売の際に苦労する。
【スポーツ・ハイパフォーマンス車】
コルベット、ムスタング、カマロなどに代表される車。ハイパーフォーマンスの性能が目玉だが、故障の率も結構高くまた車両保険が高額で、転売が難しい。

【SUV車】
RAV4、CRV、チェロキーなどに代表される車。4WD車はオフロードでの活動性が魅力だが、2WD車は一般市街地での走行なので、逆にサスペンションが固くて乗り心地がいまいち。そしてガソリンの燃費は乗用車にはおよばず。座席が高いので運転席からの視界は良い。

【ファミリー用ミニバン】
シエナ・オデッセイに代表される車。利点は居住性と広いスペース。一家に1台欲しい車。車のサイズが大きすぎて運転に不安という方もいるが、何にでも使え、人と荷物をたくさん積めるので便利。日本車は転売もさほど難しくないが、アメ車、ドイツ車、韓国車は値段を相当下げないと転売は難しい。


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