その後、ようやく帰宅。

結構遅くなったなぁ。


紹介された女性、

(と毎回書くのも面倒なので咲子さんとする。)

咲子さんに電話しようと決意はしていたが、

家に戻ったら尻込み。


写真は見ていたが、実際はどうなんだろう。

綺麗なのか、そんなでもないかとか。

不安と期待が交錯する。

どんな性格なんだろう。すげーぶっきらぼうに

話されたら、俺冷静でいられるのか?

かわいい声だといいな。

どう話しかけよう。どう食事に誘おうか。

俺はどういったテンションで話せばいいのか?


相手はどう気持ちなんだろう?

電話すると言ってあるので向こうも不安だったりするのかな。



とか考えてたらキリが無い。

あったこともない、交流ゼロの状態。

あれこれ相手がこうだったらとか

こんな感じだったらとか、パターンA,B,Cを想定して

頭の中でシミュレーション。


案の定そんなんしてたもんだから、

いつしか疲労感に襲われる。

タカラッシュでだいぶ歩いたし、もうクタクタ。

思わずベッドにダイブ。あ~、TEL明日にしようかな。

この苦しみから逃れたい。



といつもの考えすぎる悪い癖。

生産性のかけらも無い、行き詰まり状態。


悩むなら行動すりゃ良い!!

なんて、言い聞かせてもなかなか踏ん切りがつかない。

ヘタレだ俺。そんな自分に凹む。



えいや! TELする。

なんかメロディが聞こえる。

出ない。

・・・・

「留守番電話サービスに接続します。」


TELを切る。



いつもの癖で切ってしまった。

相手が出ても驚くだろうが、出なくても心臓バクバク。

呼吸を整え、一旦冷静になる。

そっかー、時間も遅いし、そもそも向こうは俺の番号知らないはず。

そりゃ出ないよな普通。



ってことでもっかい電話。

留守電に名前を言って、また連絡すると吹き込みTELを切る。


明日また電話しようっと。