昨日紹介した本の続編です。今回も物語調で書かれています。主人公のワンマン経営者が2日間のカウンセリングを受けるなかで、さまざまな発見をし、自分を見つめ直していきます。ビジネス、プライベートなどさまざまな人間関係の悩みを解決するヒントが書かれています。



$パス出しつづけて30年、人生でもアシストします -ある社会起業家の日記-

2日で人生が変わる「箱」の法則 アービンジャー・インスティチュート (著)



「まず、他者への非難と自己の正当化―つまり箱に囚われているかもしれない兆候―に気をつけなければならない。よくあるさまざまな箱、例えば、優越感を抱く、自分には当然それだけの資格・権利があると考える、劣等感を持つ、人からどう見られるか気にする、などの兆候に目を光らせる必要がある。
 それから、そういう箱に囚われていると感じ、脱出したいと思ったら、箱の外の場所、つまり、箱にじゃまされない地点を、自分の中のどこかに見つける」(本文より)

なかなか実践するのは難しいことですが、まずは完璧じゃない自分を受け入れることから始めるということでしょうか。もちろん、完璧な人間などいない。だから、もっと肩の力を抜いて、他者と優しい心でかかわり合えば、分かり合える人が増えるかも。

毎年一度読み返しておきたい一冊です。



【読んでみてね推薦度】
★★★★★