尾道へ 大和を追って
映画 『 男たちの大和 』 12月上映の現物セットが
尾道 日立造船向島工場に組まれていて、これが来年の
3月まで一般公開ということなので、男たち5人で、
尾道と向島の間は尾道水道と言われる海があります。
古い方の尾道大橋を渡り(通行料150円也)、まだ交通料金を
取っているのかといぶかしがる方もいるかもしれませんが、
昔は船で渡っていたわけで、この人たちの、補償に回っているの
でしょう。
日立造船向島西工場、今は稼動していません。東工場は
いまだ稼動しているようですが、日立造船といっても、もう船は
造っていないそうで、今話題の橋梁等、鉄鋼構造物が主流とか、
ここの西工場には海に向かって船舶用のドックが、2つその周りには
移動式のクレーンが7つ、25t~40t 今は、戦艦 大和のセットを
ライトアップするために立っています。
駐車場 (駐車代200円)に車を止めると、マイクロバスに乗って
セットの近くまで行って、入場料500円を支払い、さあ、大和へ
190mのドックを全部使っても入りきらないのですから、その
大きさと言えば、想像を絶する、巨大さです。
船首の菊の御紋に敬礼をして、船板へ、さすがに木製です。
原寸大ロケセットですから、主砲の46cm砲も、砲塔」も、高射砲も
すべて実物大です。 前方の主砲塔、2台の内、1台は、主砲が
付いていますが、もう1台は、砲塔だけで、これはCG処理の
艦橋部分は無く、これもCGで処理されるのでしょう。
もう撮影も終了して、このセットは壊される予定だったのを、
今回、尾道観光協会さんが一般公開をされているのです。
平日なのに、けっこう人が入っているのですが、これが、
休みの日だと思うと、すごいでしょうね、
中には、撮影中に利用していた、食堂も可動中で、お土産に
Tシャツを売っていたりで、映画の上映に合わせて、
盛り上げるのでしょう。
この4月には、呉市に、大和ミュ-ジアム が完成して、ここには
実物の1/10の戦艦、大和があるそうです。
今年が終戦 60年目を迎えて、憲法改正とか、中国との問題とか
教科書問題とか、韓国とか、靖国神社の問題が今後の日本のとるべき道
を考えるには調度いい機会なのかのもしれません。
平和憲法は立派な憲法ですが、これが自国を守るとはいいがたく、
これからの世界観に、どう向き合うかが、どうかかわるのか、
国を挙げて論議すべきでしょう。
前の大戦では、誰も戦争をしたい人は居なかったとか、じゃあ
この戦争になったのは何故なのでしょう、
学校では授業の時間が足らずに、流してしまう ここの部分は
もう少し、じっくり、話しをしないと、無関心な子供たちが多くなると
思いますが、いかがでしょうか。
12月17日 映画 「 男たちの大和 」 ロードショーです。
是非、観に行きましょう。 渡、反町、獅童、出てます。