大地に試された(北海道旅行:10/1、2日目) | 僕 段ボール

大地に試された(北海道旅行:10/1、2日目)

結局一晩中、古傷周辺の痙攣で気持ち悪くてロクに眠れず

どうのしようもなかったのでサポーターだけで乗り越えようとした朝…

 

めっちゃいい朝でしょ。

これは絶好のサイクリング日和であります。

 

と、いうわけで、朝ご飯をホテルで多めに頂いた後は

 

「俺はコイツと、旅にでる。ピカチュウ

 

と、いうことで、スポドリ1本買って

1日300円のママチャリを借りました。

 

向かうは駅方面、イーストスタッド……

一直線の狭い道を車に気を付けながら

進み進み、とにかく進む……

 

 

丘を抜けると川は綺麗で、牧場だらけ。

何処までも草原が広がっているような景色で

Hey Brotherでも歌いながら何処までも走り続けたい。

 

 

で、道に迷ったら嫌だなーと思って早くAERUを出たものの

イーストスタッドの集合時間である10時よりも1時間は早く到着してしまい……

 

 

周辺の牧場も含めて

行ける範囲で自転車飛ばし続けました。

 

途中、愛馬の故郷谷川牧場さんも

遠目にチラーッと覗いてみたり……

牛の放牧地の傍の道路をママチャリ飛ばしたら

慣れない珍客だったのか、視線を集めてしまったり……

 

でもめげずにあちこち走って、折角だから花の写真を撮ったり

悪天候続きの関東ではなかなか味わえなかった

好天を満喫してからイーストスタッドへ戻りました。

 

自転車は何処に止めるんだろう?って思ってたけど

自転車もOKでした。テキトーに止めたけど。

 

で、名簿記入して10時になって

牧場の方の注意を聞いてマップを貰いました。

(参考になるか分かりませんが、9・10月が

 牧場巡りのお客さん、ぼちぼち多いそうです。

 日中は日差しで暑いくらいなのでこの時期がチャンスかも!)

 

そして、説明の後牧場の中に(制限時間1h)入ると……

 

何年振りかの再会果たしてきましたよ、ええ。

引退レースを観て以来全然会えなくて

正直、もう会えないんじゃないかって半分諦めていたので

ここでまた会えた事が本当に嬉しいです。

 

でも、現役の時のマコトスパルビエロって

どうも、自分自身を馬みたいな人間だと思ってんじゃないかな?って。

 

そういう印象が物凄く強い子で

仔馬の頃から母親の影響で人に対する仲間意識が強かったとか

現役時代もスタッフさんの子供のように育てられたとか聞くと

尚更そんなイメージを抱きながら、見学したわけです……。

 

その予感が的中だったかもわかりませんね。

 

草食べてる様に見えるんですけど

周りの馬の真似して食べてるふりしてるんですよね。

 

相変わらず可愛いやつなんですよ。

 

でも、折角ここに来たんだし

1頭だけ観て浦河から帰りましたって言ったら

流石に「何やってんだwww」って感じなので

まわれるところはまわろう、と。

 

メイショウサムソンとかディープスカイとか

有名どころも見学しましたし

ダンカークとか注目種牡馬も観てきましたし

グランシュヴァリエとか懐かしいなーって観てたら

向こうから気さくに寄って来てくれて嬉しかったり

タイキシャトルもたまたま移動してきてて

小学生の頃から16年ぶりくらいに再会出来たり。

 

そうこうしているうちに、1周してしまいまして

あとは時間が許す限り、スパルビエロ観て行こうかな、と。

 

そして傍に行ったんです。

 

話しかけたら、近付いてくれて、ずーっと話聞いてくれて

 

構えよ。って。

 

しかもそのまま

求愛されるオチまでついて。

 

 

「待ってwww相思相愛だけど待ってwwwwwww」

日本の現法律に限界を感じつつ、どう断ろうか焦りましたが

とにかく、時間の許す限りはずーっと遊んでました。

 

牧場で出会った他のお客さんにビックリされたくらいには

本当に、スパルビエロと仲良くなってしまい

そのまま沢山2ショット撮って貰ってしまい……

(どれ見ても近すぎて柵が邪魔なんですよね…笑)

 

「もう時間だから帰るね。」と言うと

 

さっきまで絶対噛まないどころかデレデレに甘えてきたくせに

「帰らないで!」と言わんばかりに服を掴もうとして来て

それを避けたら、すっごい寂しそうな顔して見て来るし……。

 

いや、実は、これが最初で最後かなあって覚悟もあって

浦河まですっ飛んできたんですが

まさかこんな事になるとは……。

 

こんな事ってあるもんなんですね……。

 

ナメてましたね、本当に。芦毛

 

守るもの何も無いつもりで生きてるけど

スパルビエロにはまた会いに行かなきゃいかんね。

なのでスパルビエロも長生きしてね。

 

と、ちょっとセンチメンタルになりつつ

見学終了時間と、スパルビエロ君の放牧終了時間が被り

お互い、なんとか綺麗に「ばいばいまたねー」が出来ました。

 

そして駐輪所に戻る前に、一緒に写真を撮ってくれたお客さんと

色々話した後、さっき下ってきた丘をもう一度登り

自転車を返しにAERUに……

 

途中、神社があったので、お賽銭箱とか無かったんですが

とりあえずご挨拶くらいは、と思って立ち寄りました。

 

そしたら翌日、谷川牧場出身の愛馬が勝ったので

もしかしたら御利益あったのかもしれません。笑。

これからも浦河の馬産地を守ってあげて下さいね。

 

と、偉そうな事を思いながら

行きにぷらぷらとあちこちママチャリで動きまわったせいか

帰りの登りがだんだんしんどくなり

最後には、自転車押して歩いた方が早いんじゃないかと思うようになり

次は立ち漕ぎ出来るチャリにしよう!と反省し

AERUにて自転車を返して一息ついておりました……。

 

さーて、汗少し引いたしお昼にするかなー、と思ったところで

なんと、イーストスタッドで一緒だった他のお客さんと遭遇し

「よければ一緒に回りませんか?」と誘って頂き……

 

そのままの流れで、お邪魔してしまいました。

 

……愛媛に続き、北海道でも甘えっぱなし。

ダメですねおぜのさん、這ってでも行けや!って感じですね。笑

 

 

でも、最初はもうあと休んでその辺ぷらぷら歩いて

時間になったら次のホテルへ~の予定だったのに

まさか一期一会でこんな素敵な旅にして頂けるだなんて

本当に予想もしていなかったので、本当に嬉しかったですし

思いがけず色々な場所に行けて、楽しかったです。

 

 

 

 

本当に、あちこち行きました。笑

 

あちこち連れて行って貰った後は

最後、ホテルまで連れて行って貰いまして……

しかもその途中で日ハムトークにもなりまして……

競馬と野球と、色々と面白かったです。

自分の近所に日ハムの2軍もあるので

今度何かしらハム絡みのお礼が出来たらなーと思ってます!

 

 

で、ホテルに着いて少し泥を落とした後は

色々と確認したい事があったのでコープまで歩くついでに

町並みや夕陽を楽しみました。

 

 

 

異国情緒というか、なんか、独特の雰囲気ですよね。

 

Summer Paradiseが最高に似合います。

夕陽と波の音と歌が全部混ざってもう鳥肌が止まらない。

しかも横に長い地形なので

他の場所より夕陽が圧倒的に長く楽しめる……!

 

幸せや~!なんて思いながら

ファイターズとカープのコラボタオルで汗を拭きつつ

浦河高校の野球部の練習・片付けの様子を遠くから見守りつつ

目的地に行って、何も無い事を知って宿の方に戻りつつ……

 

さっき聞いた、あるケーキを買いにお菓子屋さんへ……。

 

じゃじゃーん。かわいい、食べちゃいたい(CV:栗山監督)

 

うらかわいちごの「二刀流チーズケーキ」であります。

これ、日ハムトークをした時に存在を教えて頂き

これは絶対に買っておこうと思って、

最初に用があった場所と反対方向のお店まで歩きました。

 

で、ケーキを買った後、夕飯どうしようと思い……

 

ホテルに何か無かったっけ?と思いフロントに聞くと

 

「すいません、夜はやってないんで……

 この周囲の飲食店も土曜日の夜は……。」

 

「ウイッス」と開き直ってソラミルソラミル♪と

自転車と散策で段々足が疲れてきたところで

コンビニまで歩く事数分……

セイコーマートとかいう神の店に入り

その品揃えの素晴らしさに都会のコンビニ以上の神っぷりを感じ

温かいお弁当と野菜ジュースを買ってホテルに戻りました……。

(途中でさっきの野球部員に遭遇し、何故か挨拶して貰えました…

 スカウトとかじゃないから気にしなくていいのに……笑

 でも、いずれいい大人になると思いますよ。頑張れ!)

 

窓を開けて、波の音を聞きながら……

食べるコンビニのお弁当はコンビニのクオリティなんてもんじゃない!

本当にレベル高かったです!凄いよ北海道!!

困った時はセイコーマートです!!!

 

でも北海道まで来てチキン南蛮ですか、というツッコミは無しです。

そうです、着いた日なんてお好み焼きですからね!

そういうツッコミは無しですよ!!笑

 

だって、腕の痙攣が酷過ぎて

原因を1つ1つ潰そうと思った中でのチョイスですから!涙

一応、栄養考えてます……。

 

でも携帯を触るのも嫌になるくらいには

腕が痙攣をやめなくて

もう諦めて、筋弛緩と湿布作戦に出ました。

 

(そうしたら一発で止まったので

 たぶん古傷だけにおかしくなったんだと思います。)

 

「よし、これでいけるだろう!」と信じたところで

翌朝も早くに出る予定だったので

目が覚めたら日の出も見ようくらいの気持ちで

北海道2日目の夜は、海辺の夜で幕を閉じました。

 

 

(3日目に続く)