――次は、リベンジとなる猫の宮へ。
実はすぐ近くに犬之宮もあるのですが、そちらは大きいのでわかりやすく、
自分も過去に訪れています。
そして、猫之宮のほうはというと、
駐車場から少し歩いた先の砂利道に替わるこの右側にあったのですが、
今まで目の前まで来てはいたのですが、何故か見つけられずにいたのです。
気になった三つの山。
それではお邪魔いたしま~す。
観音様の化身である猫が大蛇を退治し、
主人が観音堂を建てて供養をしたことが由来とあります。
この参道の石は、地元の名産・高畠石でしょうか。
愛猫の供養や健康を祈って、参拝された方が貼っていかれたのでしょう、
ネコちゃんたちの写真がびっしり貼られていました。
(犬の宮の方はワンちゃんの写真がびっしり)
お邪魔いたしました~。
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次も、訪れたいとずっと思っていた高畠のストーンサークル。
国道沿いの畑の中にあります。
でも、ちょっと思い描いていた形とは違いました。
あれ……、石で囲んであるだけ……?
でも一応ストーンサークル……?
蛇壇(へびだん)
こちらも観音様の化身である猫が大蛇を退治。
(しかも前記事から猫3連発。 ニャンと!)
異なるのは、大蛇の祟りを恐れて壇を築いてここに死骸を埋葬したという部分。
石のバリアーで封じ込めている感じですね。
凝灰岩に囲まれる祠。
背後の木の枝も異様な感じ。
奥の方に、石柱か鳥居みたいなものが見えました。
本来はこちらからお参りするのでしょうか。
では戻ります。
~ 山形新聞 2021-09-17付 ~
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そしてこの日のラストは、帰り際に寄った南陽市の稲荷森古墳。
お月様と相まって神秘的。
山形県で最大のこの古墳は、1600年以上前の4世紀末のもの。
大型の古墳としては最北にある前方後円墳。
首長の墓というよりは、象徴的に築造されたものとの見方。
もちろん上ってみました。
お邪魔いたしまする~コンコン。
まずは左側の前方部。
一旦戻って直進。
段築2段目。
そして、最上部の段築3段目。
見晴しもいいですね~。
そして――、
あのこんもりとした森も古墳ではないかと言われていて調査も入っていますが、
今のところこれといった出土品はまだありません。
南森古墳(長岡南森遺跡)。
古くから稲荷森は 「狐山 (きつねやま)」 、
南森は 「狸森(たぬきもり) 」と呼ばれていたとのことで、
それが合わさって「稲荷森(いなりもり)」という名になったのでしょうか。
古 墳 に 興 奮
古墳に来たら、まず自然と口から出る言葉の一つです。
言葉