~ 続きです ~
――そしてなんと!
湧き水もあるようで、湧き水大好きっ子としては行かないわけにはいきません。
そしてなんと!
トイレもありました(笑)。
湧き水はこの先です。
水草が生えてあるということは、水が清らかな証拠。
かつては恐竜もいたに違いない!
その確固たる証拠がこの遺物!
水辺のエリア。
縄文人たちも活用したであろう湿地帯。
(( ))
清らかな水路は、ハグロトンボちゃんにとっても居心地がいいのでしょう。
絶滅危惧種のイバラトミヨ もいるとか……。
自然観察を満喫しながら到着~。
こちらも整備されていますね。
湧き水なので水温も安定しております。
清水欠(すずのがけ)湧水
平成30年(2018年)に「里の名水・やまがた百選」に選定。
この筒の先にある崖から湧き出ているのでしょう。
小鳥用の巣箱も設置されています。
小鳥ちゃん 来ないかな?
「水環境を大切にする地域の郷土愛に育まれた優れた湧水として選定/
自然湧水ですので、水質に関しての責任は負いかねます」
――とあります。飲用不可とも上の看板にありました。
庚申塔もございました。
無病長寿を願い、集落の入り口付近に安置されたものだそうで、
江戸時代からここにあったのでしょう。
昔からあった道なのかなと階段を上ってみると――、
田んぼの先にJR舟形駅が見えました。
右手には新しい家々が建ち並んでいます。それでは戻ります――
……と、ここでいきなり声を掛けられてかなりビビりました。
(クマ かと!笑)
話がなかなか終わらない気さくなおじさんでしたが、ここを整備している方でした。
草刈りや花を植えたり(本来は植えない方がいいと言われたそうですが)、
イバラトミヨが一匹いたのがきっかけでここ数年で水辺を整備し、
庚申塔も今よりもっと上にあったと。
この辺りから縄文土器が沢山出てくるので、
縄文時代の人も水場を求めてここに来ていたかもしれないなと。
それから近くに源氏に縁のある館があったとも。
一帯の整備は、山形県みどり推進機構の助成金を活用しているとのこと。
縄文里の会(町内の保全団体)というネーミングもいいですね。
清流の象徴とも言えるバイカモ。
クルミかな。
巣箱は先程のと合わせて2つ設置してあるとのこと。
子供たちにも大切にしてほしいと、どこか誇らしげに語ってくれました。
聞いているこちらもほっこりしました。
そして帰り際、近くの中学校から生徒たちと先生がぞろぞろと歩いてきて、
「こんにちはー!」と元気に次々挨拶をされまくりました(笑)。
広場の縄文の女神像前に皆さんが座ったので、授業の一環で訪れたようでした。
地元にこういう遺跡があるって実にうらやましい!
いつまでも大切にしてもらいたいものです。
後に別の場所でゲットした冊子。
しっかりここのも載ってありました。
ちなみにここ2年は、
この冊子を片手に各湧水を訪れたので重宝しております。
この場をお借りして、作成していただきありがとうございます。