山形県鶴岡市の善寶(宝)寺
この日は2020年8月末。
令和元年に起きた山形県沖地震の影響を受けて、屋根瓦の応急処置をしていました。
「祈りの寺・龍王尊」とあるように、祈祷道場でもあります。
曹洞宗三大祈祷所のひとつ。
般若心経の基となった600巻の大般若経典を、僧侶が一斉に転読するのですが、
かれこれ江戸時代から続いているそうです。
五重塔
海に関わる人たちによって、
「魚麟一切之供養塔」として明治時代(1893年)に建立。
山門も立派。
門を守護する韋駄天と毘沙門天も立派。
1755年頃の宝暦の飢饉における
病魔退散・五穀豊熟を願い建立された弥勒菩薩像。
胴体は大阪で造られ船から陸揚げした際に海に落下、頭部のみ地元で造作。
泥を巻き上げながら、ずいぶん人に慣れた鯉が寄って来ました。
こ~い来いコイ!(エサないけど)
五百羅漢堂
531体もの羅漢像は、顔から着物やポーズまで同じものひとつとしてなく、
色も鮮やかで圧倒されます(像は現在も大学生によって修復中)。
修復完了まで20年かかるそうです。
(あら新田さん、ここの最高顧問でもあったんですか)
では上へ参りま~す。
鯉が滝を登り龍になることから、五重塔や山門に彫られた鯉たちが、
この参道階段を上って龍になるとされています。
は~い。
木の中にいる小さなお地蔵さんが愛らしいですが、横にひっそりとあるので、
階段を必死に上っているだけだとおそらく気付かない……かも。
ひたすらまっすぐ上を目指して突き進むこともいいですが、
時によそ見をすることも何かの発見があって楽しいですよと、到着~。
本堂・感應殿(かんのうでん)
龍がいっぱい。
漫画を描かれていた僧侶さんの御朱印の絵も迫力があります。
尚、これらの御朱印と――、
左の「三寺社特別御朱印」は自分も買わせていただきました。
後者は郵送で届きました。
アマビエちゃんのしおり付き。
感染者もまた過去を上回るスピードで急増してきていますね。
なかなか終わりが見えませんが、
実はコロナが日本に上陸し始めた頃、知り合いのUFOコンタクティの方が、
「コロナは第7波まである」
と告げていたのですが、本当にそれで終えてほしいものです。
終わるのかなぁ……。