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――ということで、本日は海にまつわる記事をアップ。
↑ わかりやすく勉強になる動画です。
龍神信仰の寺として、海運・漁業関係者から信仰を集める善寶寺。
正式名は、龍澤山善寶寺(りゅうたくさん・ぜんぽうじ)。
寺の開基・妙達上人が、貝喰池のほとりに現れた二龍神に読誦したところ、
「我に祈る者あれば、必ず願いを叶える」と龍が池に身を隠したことに始まります。
龍道大龍王(父)と戒道大龍女(第三皇女)。
龍の王が棲むといわれる竜宮城を模して造られた龍王殿。と御朱印。
「龍頭観世音菩薩」と、歴史の教科書でも有名な「王昭君図」。
実はここ善寶寺の所蔵だったりします。
そして、人面魚でも有名な貝喰の池。
一瞬、カメが枝に刺さっているのかと思いましたが(笑)、甲羅干しです。
人面魚。コイは龍の使いであるともいわれています。
この池の上で、神秘的な空に遭遇したこともあります。
まるで龍の使いの巨大なコイが空を泳いでいるかのよう。
もしや、龍……!?
水の象徴である龍の気配が、ビンビンと感じられました。
龍神は池の中だけではなく空にもいたようです。
水中も 天も泳ぐよ~
――貝喰の由来を求めて・・・
そして、動画にも出てきた池の名前の由来となった加茂海岸へ。
貝喰の池と繋がっているといわれる海岸にある持国岩。
温泉郷で有名な湯野浜とクラゲで有名な加茂水族館との間にあります。
ここから歴代の住職がお着物を海に投げ入れた……かどうかはわかりませんが、
貝喰の池の水があふれないのは、海と繋がっているからだとも。
そして、ここで龍が貝を食べていたから、貝喰の池という名が付いた
とか。
……岩に座ってガジガジと?
ここから南の海岸にある八乙女洞窟には、
羽黒山と繋がっているとされる海蝕洞があるのですが、
善寶寺開祖の妙達上人が入って神隠しにあった伝説もあります。
貝喰(かいばみ)と海蝕(かいしょく)、
もしかしたら区別するための当て字でしょうか。
ちなみに羽黒山からも善寶寺からも、それぞれ西にあたるこれらの海岸は、
西方浄土や補陀落への入り口と考えられてきました。
あら、ちょうど持国岩の間にヨットが……あらよっと!
さむ いよ~