山に向かう前に、まずは麓の御瀧神社にて心身のお清めを……。
気軽に行けるのでつい立ち寄ってしまう神社。
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――それでは、山頂めがけてどんどんと車で上ってゆきませう。
この標識が出てきたところで、滝の小屋方面へと右折します。
この日の山頂付近は、ちょっと雲(ガス)が多いかな~。
それでも、錦に染まる紅葉の美しさは健在。
黄葉、紅葉、褐葉……。
しばらくすると、鶴間池が見え出します。
我が家の居間の、今月号のカレンダーも鶴間池です。
6年前、1時間ほどかけて降りてみましたが、とても綺麗でしたよ。
関連過去記事は<コチラ>。
更に上ってゆきます。
ああ~、ガスが~……。
登山口のある滝の小屋と駐車場へ到着。これ以上先へは車で進めません(行き止まり)。
もちろん、眼下も何も見えませぬ(残念)。
――ということで、戻りま~す。
もっと晴れていたなら、真っ青なブルーとのコントラストがまた見事なんですけどもね。
鮮やか~
いつ来てもダケカンバの群れに圧倒されます。
~突然ですが、万葉集より大伴書持(旅人の子で家持の弟)の歌~
あしひきの 山の黄葉(もみぢば) 今夜(こよひ)もか 浮びゆくらむ 山川の瀬に
・・・中学生時代から好きな歌の1つです(万葉集にはまっていたので)。
ここから眺める風景もいいんですよね。絶景!!
後ろを振り返れば、未だガスに包まれる山頂。
日本海も見えます。
遠くにうっすらと見えるのは月山。鳥海山が太陽(日)の山なら、月山は月(夜)の山。
秋といったら、やっぱりススキさんは外せませんよね。
べっぴんさんがわんさか。
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道なりに真っ直ぐ下っていけば、数河(すごう)の池という貯水池に寄ることもできます。
ここの景色もまた最高なんですよ。幻想的かつメルヘンチックで。
静寂の中、空の色が水鏡にそのまま映りこんでいる光景もたまりません。
ちなみにこの近くには、
県内随一の落差を誇る玉簾(たますだれ)の滝という名瀑もございます。
過去記事は<コチラ>。