「垂水観音」から右手に進むと、
また別の切り立った岩が見えてきます。
「垂水不動尊」です。
この岩を垂直に垂れる水が、「垂水」の所以となったのでしょうか。
よく見れば、
お不動さんもちゃんといました。
不動明王の左の岩肌には、千手観音さまが線刻されていると伝えられているそうです。
……下からだと見えませんけどね。
この大きく開いた巌は、円仁の修行宿跡とされているようです。
そしてすぐ右隣りには、大日堂跡。
こんな狭いところに……? 小ぶりのお堂だったのでしょうね。
カサカサと葉が落ちる音が響き渡ります。
そのたびに、かとヒヤヒヤします(^^;)。
――では、引き返します。
やっぱり芸術的。
庭にほしい。
一家に一岩。
この分岐点から左の道に進むと山寺へと繋がるのですが、
まだ見ぬ数多の岩々は、またいつかリベンジしたいと思いまする。
では、下りま~す。
――麓の墓所へ下りてまいりました。
深まりゆく秋……。
本堂の中に入ってみました。……おお、千手観音さま。
何ですと……!? この辺は猿がいるんですね。
では休憩。奥から人の声とテレビの音が聞こえたので、おそらく社務所兼住居。
ご朱印を買ったら、お茶とお菓子を無料で戴いちゃいました(ありがとうございます)。
「熊は出ますか?」と訊ねたら、「今まで出たという話は聞いたことがない」との返答。
ああ、それを最初に聞いて山中に入りたかった~……でも、猿はいるんですね。
まったりくつろぎながら電車が来るのを狙って待っていましたが、やっぱり来ないなぁとあきらめ車に戻り、一応時刻表をスマホで確かめていると、直後に電車が通っていきました。
ああ、なんてタイミングの悪い……。お茶を飲んでいるときに確かめてさえいれば……。
次に電車が通るのは1時間後……って、待ってられるかい!
――と、一人ツッコミをしながらこの場を去りましたとさ。
おしまい。
(※別に電車マニアではございません)
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――そしたら、後ほどの某テレビ番組にて。
中にいたのは地区の住民の方々で、当番制で担当しているとのことでした。
格好w