最上川に芭蕉は、新庄市の本合海から乗船しましたが、

 

 

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現在は、戸沢村の国道47号線沿いの2ヶ所から舟下りの乗船ができます。

 

 

その内の1つが、芭蕉ライン観光のある戸澤藩船番所。舟の名も「芭蕉丸」。

 

 

戸沢村は、国保発祥の地でもあるようです。

 

 

当時の面影を再現したかのような外観。

 

 

立て札には「乗船手形出札処」とあります。右の立て札には「戸澤藩船番所」。

 

 

由緒。紅花や米などの産物を始め、出羽三山参りに舟を利用する人も多く、

川は常に渋滞していたようです。

 

 

~紹介されてある歌の一部~

「最上川 はやくもまさる 雨雲の 上れば下る 五月雨のころ」(吉田兼好)

「最上川 岩越す波に 月は冴えて 夜おもしろき 白糸の滝」(源義経)

「最上川 瀬々の岩波 せきとめよ 寄らでぞ通る 白糸の滝」(義経の北の方)

「五月雨を あつめて早し 最上川」(松尾芭蕉)

「朝霧や 舟頭うたふ 最上川」(正岡子規)

「朝霧や 四十八滝 下り舟」(正岡子規)

「広き野を流れ行けども最上川 海に入るまでにごらざりけり」(昭和天皇)

 

昭和天皇が皇太子時代に作った上の歌は、毎朝テレビで山形放送(YBC)が始まると同時に、四季折々の最上川の風景と共に女声合唱団による歌が流れてきます。

 

 

喫煙所の屋根に「水」。

 

 

中には、売店やお食事処などがあります。

 

 

 

 

 

 

ポスターは色あせていますが、

 

本来の姿だとこうなります。

 

 

2つ目の芭蕉丸の前には、芭蕉の首なしバージョン(顔なし看板)と、 

 

 

 

 

一世を風靡した、1983年放送のNHK朝ドラのおしんちゃん人形。

 

 

平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%……って、どんだけ~~~。

 

 

「朝霧や 舟頭うたふ 最上川」(正岡子規)

子規の句碑はここと、白糸の滝の前の国道沿いにあります。

 

 

「暑き日を 海に入れたり 最上川」(松尾芭蕉)

「五月雨を あつめて早し 最上川」(松尾芭蕉)

 

 

 

 

航海安全観音菩薩像。

 

 

 

 

 

 

ここを下った先で待機する船に乗ります。

 

 

 

 

――では、戻ります。

 

 

このとき自分が乗ったのは、もう一つの方なので。

 

 

……と言っても、かれこれ4年前の話ですが(時が経つのが早すぎる)。