次は、「あさひ月山湖」にある「月山ダム」へ。
堤体下流面の半円は、ここ旧・朝日村の朝日と霊峰・月山の月をイメージしたデザイン。
月山ダム管理所(月山ダムインフォメーションホール)も無料で見学可能。
数年前、ここで行われた星空観測会にも一度参加したことがあります(懐かしい)。
赤川水系梵字川に建設されたこの「月山ダム」は、当初「赤川ダム」という名称の予定でしたが、旧・朝日村村長の要望で「月山ダム」に変更されたようです。
――が、さらに30㌔ほど離れた先にも「月山湖」があり、
そちらは「寒河江ダム」という名称なのですが、混乱してしまう人も多そう。
こうしたダム建設は、一見、大きな環境破壊とは言え、
昔から水害に悩まされ続けてきた住民にとっては希望の光なのかもしれませんね。
1976年着工、2001年竣工の重力式コンクリートダム。
でも今回私がここを訪れた目的は他にあります。
既に見えているあの麗しの後ろ姿……。
そうです、こちらにおわします「月の女神」様に会いにきたのです
月山ダムを見守る、あさひ月山湖の化身。
この「月の女神」はミニマムバージョンのブロンズ像ですが、
湖の対岸(国道沿いの展望広場)には巨大な「月の女神」が立っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
月山ダム管理所から、トンネルを抜けてさらに奥へと進みます。
和尚峠という名が付いている道。
えっと……これは……ヒビのマップ?(笑)
早朝の爽やかな景色。
雪化粧したての月山と、やや手前の湯殿山。
年に数度ライトアップもされる月山ダムは、いっそう神秘的に。
橋を越えると、間もなく看板が見えてきます。
紅葉の名所で景勝地の「アカクラ・アオクラ」。その名も神秘的です。
幾筋の滝も見えます。前回紹介した七ッ滝はこの奥になります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、国道を通って「あさひ月山湖展望広場」のほうへとやってまいりました。
こちらが巨大バージョンの「月の女神」様です。
明るいうちはどちらかというと「太陽の女神」といった感じですが、
月にも太陽にもなり得る女神様ということですね。
一番上で書いたダムのデザインと同じように。
こちらは前回の七ッ滝の記事で載せていた雲ですが、
実は写しながら月の女神像に似ているなぁと思っていました。
対岸は、先ほどいた和尚峠。
右下の写り込みは、虫か鳥かあるいは……和尚さんの化身か。
――では、お待ちかね。
「月の女神」の本来の神々しいお姿がこちらです。
もう何度載せているかわかりませんが。
何度載せてもいいし、載せたくもなるのです。
それほどパワーを感じるブロンズ像。
ムーンプリズムパワー……
もはやこれ自体が、パワースポットといっても過言ではないでしょう。
車のライトで照らして、スポットライトを浴びるかのように演出。
ほぼ見えないマップ。
ここにもヒビマップ。