――次は、花笠音頭の歌詞にもあるお寺(観音堂)へ向かいます。
と、その道中、目に飛び込んできた橋の欄干の土器に、思わず停車。
ほうほう、縄文晩期の遺跡がこの川の辺りから見つかったようです。
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石碑と看板が見えてきました。
目指す若松寺(じゃくしょうじ)はこの先のようです。
ここの左手が古参道のようです。
手水舎。
沢から引いた昔ながらの水のようです。蛇の絵かと思いきや古参道でしょうか。
この近くの道路沿いにも湧き水があるそうです(自分は見落としましたが)。
休み石もありました。「石休」と読むと、石も休んでいるように見えますね。
眺めているだけでも十分癒される聖域。
昔は参拝者は、ここから登っていったのですね。
でも自分は車で颯爽と上に到着。
夕方5時を過ぎていたのでひっそりとしています。
縁結びの観音さまとしても知られているようです。
コレです、コレを見たかったのです。
有名な花笠音頭の冒頭ですね。
諸説ありますが、この「若松さま」とは、ここのお寺を指しているといわれています。
茶店のすぐ後ろの子育て地蔵堂。
文化財の説明。
石段を上ると、
若松寺観音堂が見えてきます。
元三大師堂。
奥の院(弁天堂)もこの先にあり、周回(クアの道)できるようですが、
先へ進もうとすると、上のほうから枝の折れる音が断続的にしばらく続いていたので、
熊でもいるのかと焦って引き返しました。
――しばらくすると、ジョギングしている人がこの石段を駆け下りてきました。
人でした……紛らわしい(^^;)。気が抜けたのでこのまま帰りました(笑)。