尾花沢といえば、花笠踊りの発祥の地。
現在では、芭蕉・清風歴史資料館にほど近い諏訪神社(清風さんとも関係が深い神社)のお祭りに欠かせないものではありますが、1921年の諏訪神社秋祭りの際に、徳良湖の落成祝いとして、地元特産であった「紅染造花」を菅笠に付けて踊ったことが由来。
その徳良(とくら)湖がこちら。自然にあった湖ではなく、人工的に造られた「ため池」です。
1919年、米の増産とともに農業用水用の水がめの築堤工事が始められ、1921年に完成。
元々この場所は「徳良森」と呼ばれていたようで、池が造られた直後は「徳良池」と呼ばれるようになったとか。
~ 山形新聞 2016-09-09付 ~
その堤防となる護岸をしっかりと固めるための地固め作業(どんづき・土つき)が、当時は全て人力でおこなわれたわけですが、その作業をする人に笠で風を送るしぐさが花笠踊りの原型になったと言われています。
1980年代に、UFOがよく目撃されたシンボリックな山。もちろんそれ以前から地元の人には見られていたようですが、私にはどうしても、花笠の由来にはもっと深い事情があった気がしてならないのです
だって、目の前に宇宙人をも惹き付ける山! その奥には、大正ロマンあふれる銀山温泉があります。
その名のとおり、銀鉱があり江戸時代に大変栄えたようですが、昔から鉱山にはUFOもよく現れるそうですからね。
観光案内所。
尾花沢といえば、花笠、スイカ、雪、銀山温泉……そして――
佐々木監督(笑)。実は、ここ尾花沢市の出身です。
観光大使キャラクター「もとなりくん」。
面白い形。
資料片手に、よくUFOが見られたという目撃現場へ――
続く。