次は、UFOを撮影してテレビでも流れたあの橋からわずか南東へ2㌔の、春日神社へ。
駐車場に車を停め、神社へ向かおうとしますが、
川沿いの美しいこのしだれ桜に吸い寄せられました。
やはり青空に映えます。
では、神社へ。
「黒川能」とは、庄内地方に伝わる伝統芸能であり、国指定重要無形民俗文化財。
この春日神社の神事能として受け継がれています。
あれ、何か字が違う。昔は、「春日四所明神」として崇められたと書いてあります。
<祭神> 健御雷命、伊波比主命、天津児屋根命、比売命・・・の四柱。
石段の途中に、法光院というお寺もあります。
拝殿が見えてまいりました。その手前には……、
白山神社と疱瘡(ほうそう)神社。疱瘡とは、昔恐れられた疫病ですね。
庄内ではよく見かける武藤氏の家紋(六つ目結)。
春日神社といえば、神の使いの鹿。なので、狛犬ならぬ狛鹿さん。
一周(右回り)してみました。
後ろにいくつかの境内社。
黒川能伝習館もあります。近くに、王祇会館もあるようです。
加藤清正公の息子・忠廣公に随行していた能役者が、この地域に能を伝えたと言われています。
戻ってきました。
拝殿の前には、報国神社。
それでは、石段を下ります。
春のやわらかな日差しの石段に舞い降りた桜もいいですね。