さらに奥へ進むと、真新しい建物の慈照殿があり、沢山の像が置かれていました。
中でもひときわ目を引く「八大龍王」は、躍動感があってかっこいい!
……のですが、解説のふりがな部分だけを読むと、思わず笑ってしまいます( ´艸`)。
その反対側に立つ「娑迦羅龍王」。背後からひょっこりドヤ顔の龍が愛らしい。
こちらは「月の女神」。
同じ鶴岡市(旧・朝日村)にある、あさひ月山湖の「月の女神」を彷彿とさせます。
後ろに見えるのは、不動明王でしょうか。見た目も性格(?)も対照的。
蛇紋石⑦。光を表しているのでしょう、天井の飾りも目を引きました。
「聖観世音菩薩像」。蜂子皇子が羽黒山に祀ったのも、この菩薩像です。
説法道具。よく見かける「月と太陽(雲付きの)」でしょうか。
「如意」とは、「思いのまま」という意味。……孫の手(笑)。
龍王殿(ご開帳の秘仏はこの中。撮影は禁止)。
貝喰の池(かの人面魚もバリバリ現役で棲息中)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
龍王殿(の外観)は、この下を通り抜けていきます。
外から中へは入れませんが、龍王殿の中は大きく3つに分かれており、向かって左に、北斗七星の龍冠を頭にするご尊体・北辰妙見大菩薩がありました。それを中心にして立つ、龍王と龍女(龍王の第3皇女)の像も、古く小ぶりながらも威厳に満ちたお姿をしておいででした。
お守りの水晶。お二方のイメージはこんな感じ。美男美女だそうで……
実はヒューマノイド型の宇宙人さん……? だったりなんかして。
この辺りでは、あまり見ないタイプの狛犬。
真ん中は、有栖川宮家の霊牌所。
右側には、開基・開祖たちの像が祀られていました。
漆塗りの床が鏡のようにツルッツルでしたが、水面を表しているとのこと。
さすがは龍を祀るお寺。
懸魚は草花の装飾付きで、屋根は雲と波のうねりでしょうか。
そして、左の狛犬の尾の付け根部分が何故か赤い(まさか痔……)。
そばの石段からも貝喰の池には行けますが、山道(20分ほど)を進むことになります。
昔、歩いたことがあります。汗だくで。
会館からの眺め。
汗だくになりたくない人は、最短距離でレッツらゴー。