羽黒山伏の星野先達の本が出ました。

シンプルで読みやすい中で考えさせられる……否、感じさせられる、

体にスッと入り込んで魂を揺さぶっていく、そんな一冊です。



~~~~~~~~~~~~ 以下、一部抜粋 ~~~~~~~~~~~~



  大自然が先生だ。山伏はただつなぐ人。

  修験道というのは人から聞くものじゃない。ぜんぶ自然から学びなさいと。

  「うけたもう 羽黒修験だけにある言葉だ。すべてを受け入れる

  決断は頭ではできない。決断は魂だ。直感なんだよ。

  「偶然出会った」というのは頭で考えているからなんだよ。魂では「必然」なの。

  魂のまにまに、気になることをやる。
そうすると自分の魂がすごくよろこんで、強くなっていく。頭で決めないこと。





 

感じるままに生きなさい ―山伏の流儀/さくら舎
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星野文紘(山伏名:尚文=しょうぶん)

羽黒山伏

1946年 山形県羽黒町(現・鶴岡市)の宿坊「大聖坊」の三男として生まれる。

1971年 東洋大学文学部を卒業後、「大聖坊」十三代目を継承し、「秋の峰」に初入峰、山伏名「尚文」を拝命する。

2007年 出羽三山最高の修行「冬の峰百日行」の松聖(まつひじり)を務める。

2008年~ 「松例祭」で、山伏の最高位の羽黒権現役である所司前を務める。

現職 : 出羽三山神社責任役員理事、出羽三山祝部総代、多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員、NPO法人公益のふるさと創り鶴岡理事、明治大学野生の科学研究所研究など。

その他 : 羽黒町の役所勤務時代には、「いでは文化記念館(出羽三山信仰ミュージアム)」の建設を町長より任せられる。



※ 星野さん関連過去記事は<コチラ