それでは元来た道を戻り、駐車場へと引き返しませう。
 
  
来たときには気づかなかった「天童古城生命の井戸」の表記。重みが伝わります。

  
その先に気になる細い道が……好奇心が勝って進んでみれば――

  
墓地でした。どうぞ安らかに。

  
けれど、魂はきっと永遠。火の鳥のごとく鳳凰のごとく不死鳥のごとく……。
生まれては死んで、また生まれては死んでを繰り返す。

  
やがて肉体をも必要としない、永遠の命をゲットする瞬間が訪れるのであろうか。
 
  
それとも生と死は全て幻……? 我々は元から神の一部? 神の細胞のようなもの?
 
  
愛宕沼が見えます。愛宕とは、「高いところ」という意味や、「火」の古語からきているようです。

 
伝説の舞鶴山編は、これにて終了です。