~超省略ダイジェスト(これでも)~


  
水神社へ向かう途中に出会った、山々に垂れ込める雲海。

  
水神社の近くにある、『弘法の渡し』。

  
昔は手前に立派な松の木が2本あったようです。

  
そこから南西の摩耶山方面。……おや、あれは母船雲?


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観光案内所前にて。旧道・六十里越街道のイメージマスコット(萌えキャラ?)。可愛いんですが。

  
 
  
中に入ると、かつて一世を風靡したウーパールーパー(※)に歓迎。うじゃうじゃ。
総称の「アホロートル」で流行らなくて良かったね。
(※「日清焼そばU.F.O.」のCMで話題となった、メキシコの言葉で『愛の天使』)

   
六十里越は現在、山ガールたちにも大人気です。

 
おっと、萌えキャラ?……ではないか。
昔(今でも?)このような儚げな美しいお嬢さんが一人で山歩きをしていたら、
別の意味で危険だったでしょうなぁ(ゆえに儚げではない自分は大丈夫であろう)。

  
数年ぶりに渡ってみました。

 
昔はここで、日本初のブリッジからのバンジージャンプもしておりました(盛り上がってたなぁ)。

  
梵字川と滝。紅葉にはまだちょっと早かったですが、それでも十分美しい……。


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大日坊や注蓮寺方面の山に入っていくと見えてくる、六十里越のひとつ、『十王峠』。

  
記念のスタンプも押してみました。か、可愛いだと……!?(最初向きを間違えて押しましたw)

  
ここで車を置いて、とある清水を目指して、ちょっとだけ山中を歩いてみます(儚げではない自分が危険なのは熊のみ)。

  
これです。ここに来たかったのです。その名も『イタヤ清水』。
小さな六体のお地蔵さんに清水を6回かけてから、自分もいただくという手法のようですが……
さすがに飲む勇気はありませんでした(^^;)。雰囲気が好きなのです。

  
20分ほどかけて(途中、熊ならぬ天狗に驚かされながら)、車に戻ってきました。


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山を車で下ってくると、あさひ月山湖も見えました。

 
ここにはマイ・アイドル『月の女神』ちゃんがおわしまする。ああ、いい顔してますね。

  
なんだか太陽エネルギーをチャージしているかのようですね。
日中は太陽の女神に扮しているのでしょうか。


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山形県指定有形文化財『多層民家』。この地区は、湯殿山神社への参拝客が立ち寄る宿場町で、内陸とを結ぶ六十里越の中間地点でもあったそうです。
 
  
手前の2軒だけを残して、あとはみな現代風でしょうか。尚、このうちの一軒が、鶴岡市の致道博物館敷地内に移転されています(以前見学し、住みたいと思いました←いつものこと)。
 
  
ここにも六十里越街道の登り口。

  

  
その先に、七ッ滝


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月山道(※)を東へしばらく進んで、次なるダム湖・月山湖(寒河江ダム)を右折(弓張平の南)した先にある月山神社
(※別称、月山花笠ライン、月山新道とも呼びますが、簡単に言えば国道112号線のこと・笑)。

  
飛行機雲でしょうが、上の階段の形に似ていたので、「おお!」となりました。

  
月山神社。

  
ダム湖だからでしょうか、龍神です。

  
ここのどこかに、沈んだ集落があるんですよね……。なんだか切ない。
無論、昔の六十里越街道もこの下を通っていたようですよ。

  
橋に面白い渦巻き模様が。左奥に月山も見えます(穴からものぞけば良かったなぁ)。

  
おお、ここにも月の女神のようなオブジェ。

  
ここでも太陽と一緒に。そして、近くのモニュメントへも。ダムの水へ戯れに行きます。

  
ここにある階段が、まるで階段ピラミッドのようで感激しました。さながらマヤな気分。
あ、そういえば、近くに摩耶山があるのも偶然でしょうか(それは偶然かな~)。

  
ダムの水に感謝。水や龍に祈りを捧げます。

 
さらに先へ進むと、月山湖水の文化館なる施設があります。つまりドライブインみたいなところ。
右の「カメムシ大発生中」の看板が目に染みます。 

  
この日、私も悩まされました。駐車場で、暑いので車の窓をちょっと開けて戻ってきたら何故か車の中がきゅうり臭い。「この匂いはまさか……(と思って車中を見回す→)ぎゃあっ!」ってなりました(笑)。10匹ほど入っていました。奴らは隙あらば侵入してきます。山の傍に暮らしている人々の気苦労がわかりました(噂はかねがね)。
 
  
ここで大噴水が一日に何度か噴射されますが、日本で第1位、世界で第4位の噴射能力を持つそうです(笑)。数年前ここを通った時、たまたま噴射していたので写真に収めることができました(アップはしていませんが)。

  
通るたびにいつも気になっていた神社は、山神社でした。


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そして隣りの西川町の龍源寺。その名のごとく、龍伝説の残る地です。

  
さらに山を上っていくと、長沼の手前にある大沼神社
<祭神> 天之水分神、火産霊命、大山祇命、奥津彦名命、奥津比賣命

沼の対岸に奥の院が見え、そこの彫刻もどうやら龍のようです。
この沼の周囲は車でも一周することが可能。

  
お。

 

  
おお! 金龍!!

  
さらに山奥へ入っていくとある大沼(キャンプ場もあり)には、いくつか龍神伝説が残っています。

  
その中のひとつ――

  
1559年、寒河江の大江氏領内に構えた法泉寺四世の「全忠」という禅僧が、戦乱の世を憂い、
この地に訪れ近くの「長沼」の湖畔で休息し、さらにつづら折りの山道を登り「大沼」に足を運んだ。
すると突然、静かな湖面を泳ぐ竜の背中に乗った美しい女神が現れ、周囲をまばゆく照らした。
その荘厳な光景を見た全忠禅師は、水神の化身と悟り、ふもとに「大沼山・龍源寺」と称する寺院を創建した。寺院の他にも大沼湖畔の一角にも「龍神」を祭る祠を立て、仏神両面から水神信仰を深めたという。

 
帰りに寄った、西川町の道の駅・月山銘水館

 
そして、マイ・アイドル。

  
戦利品。