谷村新司の不思議すぎる話/マガジンハウス

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谷村さんの代表曲『昴-すばる-』は、引越しの荷造りの最中に、
突然メロディと歌詞が谷村さん自身に降りてきた曲だったそうです。
ミュージシャン生活で、『昴』ほど鮮明なイメージが降りてきた経験は、
後にも先にもないとご本人が断言しているほどで、
「ん? 『さらば昴よ』って何?」と歌詞の意味もわからないまま、
手が自然に動いて書き留めた歌詞だったとのことです。

ある日、『プレアデスからのメッセージ』というサイトを見つけた谷村さんは、
「我々からのメッセージは、すべてこの(『昴』の)歌詞に込められています」という一文を見、
翌日じっくり読もうとしますが、そのサイトはもう消えてなくなっていたという不可思議な現象と遭遇します。

その後、谷村さんの頭の中だけに、【声】が聞こえるようになります。
それは性別や国籍を超えたフラットなトーンで、
「これからダイレクトですよ」と、突然谷村さんの頭の中で日本語で話しかけられます。
「何故自分に声をかけてくれたのか」と訊くと、
「私たちのヒントも頼りにしながら、半ば自力でかなり正しい場所まで辿り着いたから、あとは直接導きたいと思ったのだ」と、谷村さんが日本について色々調べている様子を見守っていたことを伝えます。
「『昴』という曲が突如降りてきたのも、あなた方の導きなのですか?」と訊くと、
「あの曲はあなたが書いた曲でしょ」としか応えてくれず、
世界の悩める人々に新しい考え方や視点を持つための気づきを与えるきっかけ作りをする使命があるのだろうと、谷村さんは解釈をします。


また、私も観たことがあるのですが、2010年に『昴』の原風景を求めて中国で撮影されたドキュメンタリー番組が放送されたのですが、谷村さんの頭に思い浮かべていた『昴』の原風景とは、どこまでも続く金色の草原と、低い山並み、満天に星がさんざめく夜空――。
しかし、メロディが大陸風に聴こえるという理由から、その原風景は中国大陸だろうと考えたようです。当時それを観ていた私は、「えー、違うでしょ。そのまま昴・プレアデスの記憶でしょ」と、即行ツッコミを入れた記憶がありますが(笑)、案の定、現地で風景を眺めた谷村さんは、「あ、ここじゃない」とあっさり気づき、「苦労して辿り着きましたが、ここは『昴』の原風景ではないみたいです」とスタッフに告げ、番組のテーマも急遽変更された経緯がありました(^^;)。

そして、いくつかの会話や問答を繰り返しながら2年ほどが過ぎたあるとき、
「あなたは誰なのですか?」と、谷村さんは尋ねます。
すると、【声】が応えます。
「私は存在です。プレアデスと呼んでください」



――谷村さんとプレアデスとのコンタクトストーリーは一部しか載っていませんが、
残りは、古代日本についてや古代イスラエルとの因果関係などが多く占められています。
参考文献もかなり掲載されてあることから(私も読んだことがある書籍がほとんどですが)、
かなり勉強されているようです。一度ハマりだすと止まらなくなりますからね(^^)。

谷村さんの関連過去記事は<こちら



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そして、こちらのCDも発売されました。

 

 



アルシラとは、アラビア語で『シリウス』を指すとあります。
もちろん、作詞作曲は谷村さん。
プレアデスとシリウスは、地球と昔から深い繋がりのある星ですからね。

そしてこの曲、『歴史秘話ヒストリア』のテーマ曲を歌うKalafinaとのコラボであったりもします。以前、某歌番組で一緒に歌ったことがきっかけかと思われますが、さすがに三美神、歌声が透明感抜群で美しいです。前にもちょっと書きましたが、実は私、ヒストリアで知ったKalafinaのファンだったりするのですが、いつか谷村さんと一緒に歌を歌ってくれたらいいなぁと思っていたのです(宇宙的な繋がりで)。
それというのも、このKalafina、所属事務所が「スペースクラフト(宇宙船)」という意味深な名前であるというだけでなく、2008年に『空の境界』というアニメの主題歌でデビューしたのですが、そのアニメ制作会社の名前も「ufotable」という、偶然にしてはできすぎな導きを感じずにはいられない、そんな秘話(?)があったりするのです(笑)。
私は信じているのです。偶然なんてありはしないのだと


ちなみに高音担当のWakana嬢は、昔から自分以外の声が聞こえたり金縛りもよくするという不思議ちゃん(?)でもあります。……うん、どことなく自分と同じ香りがする(笑)。


『歴史秘話ヒストリア』の2015年4月から2016年3月までのEDテーマ。