先日の『ダウンタウンDX』のゲストに、浅見光彦役で有名な榎木孝明さんがご出演されて、
UFOを呼べるとかコンタクトできるみたいな話をされていました。

正確には――

「私は第三者を宇宙人と交信させることが出来ます。
 私は第三者を410光年離れた、プレアデス星の人々と交信させることが出来ます。
 そして彼らの乗ったUFOを地球に呼ぶことも出来るんです」


……などの発言。

で、それが不食の影響でおかしくなったんじゃないかと突っ込まれていましたが(笑)、
榎木さんは以前からこんな感じ(スピリチュアルな方)でした。
なので、30日の不食報道がされたときも別に驚きませんでしたし、
むしろ、「あ、やっぱり始めたか~」と思ったほどでした。

とはいえ、私が榎木さんがスピリチュアルな方だと知ったのは、
2009年に出版されたこの↓書籍を読んだときでした。

 

 

 

宇宙一切を救うアセンション・プロセス (ENDLESS CREATION)/徳間書店
¥1,728
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エハンさんの本が好きだったので、当時手に取ってみたのがきっかけです。
榎木さんが絵を描かれるということも、実はこの本で知りました。
なかなか興味深い本です。


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プレアデスといえば、おとといの『ビートたけしのテレビタックル』にて、
谷村新司さんが宇宙人ではないかとの話題が上がっていました。
あの名曲『昴-すばる-』は、実は昴(プレアデス星団)を去ったときの歌ではないかと。
まぁ、これもスピリチュアル界隈では有名な話ですし、
私も昔から不思議な歌だなとは思っていました。
(昨今、谷村さんがプレアデスとコンタクトしていた発言もしています)
初めて聴く人には意味不明で不可解な歌詞ですよね。
それなのになぜ支持され続けるのでしょうか。
そこも不思議な感じが致しますが、
皆さん、宇宙への郷愁に魂を揺さぶられているのかもしれませんね。
かくいう私も、小学生のときの理科の教材で初めて見た・知ったプレアデス星団の写真が、
いつまでも心に残っています。
この教材を未だに手元に残しているほどです。
夜空を見上げると、いつもプレアデス星団を探すクセも昔からあります。



「星はすばる……」と、かの清少納言も『枕草子』で絶賛したスバルは、
浦島太郎(『丹後国風土記』)の話にも登場します。

     ↓

 

 

 

筒川の里、日下部首等の先祖に姿容秀美の筒川嶼子という者、

即ち水江浦島子がいた。
長谷朝倉宮御宇天皇(雄略天皇)の御世、浦島子は小舟に乗り釣りに出た。
三日三晩の間一匹の魚も釣れなかったが五色の亀だけ得る。
奇異に思ったが、眠っている間に亀は比べることもなき美麗な婦人となった。
女は問答の中「天上仙家之人也」と己を語る。

彼女が眠るように命じ浦島子が目覚めると、

不意の間に海中の大きな島に至っていた。
館の門に入ると七人の童子、八人の童子が迎えるが、
彼らはそれぞれ「すばるぼし」(プレアデス)と「あめふりぼし」(ヒヤデス)だという。

女は父母と共に迎え、歓待の合間に人界と仙都の別を説く。
館に留まること三年経ち、浦島子は郷里の事を思い出し、
神仙之堺に居るよりも俗世に還ることを希望する。
女は別れを悲しみながらも、玉匣(たまくしげ)を渡し、
「戻ってくる気ならゆめゆめ開けるなかれ」と忠告する。

帰り着いて辺りが変わっているので郷の者に聞くと、
浦島子は蒼海に出たまま帰らなかったということにされていた。
玉匣を開くと風雲に翩飛けるような変化が起き、浦島子は涙に咽(むせ)び徘徊し、

歌を詠む……。

~『筒川嶼子 水江浦島子』より~





谷村さんもある意味、浦島太郎。
着ている衣装も昴や宇宙に見えますし、縄文人の服やアイヌ人の服や遮光器土偶の服にも……。