――瀬場地区から道なりに進んでいくと、当ブログではおなじみのこの十字路↓に出ます。
(説明に便利な使い回しの写真)


  
次なる目的地へは、向かって右の道から左の道を抜けてゆきます(つまり直進)。

  
橋が見えてきました。叶宮(かのみや)橋。これから向かう神社と同名。
 
  
この下を流れる川の名前は京田川で、酒田市の最上川河口まで続いています。

  
 
  
叶宮は、月山高原牧場内のこんもりした杜の中にひっそりとあります。
旧・羽黒町川代地区(現・鶴岡市)。

  
ということで、3つめの叶宮へ到着~! 以前、割愛した神社<コチラ>。
 
  
ここにも猿田彦大神が祀られています。

 
当社の祭神でもある庚申信仰の青面金剛大童子(夜叉神)猿田彦はセット。

  
 
  
猿田彦といえば道案内をする天狗として知られていますが、
この羽黒山界隈でも天狗(山伏)とは切っても切れない深い関係です。
 
  
あら、可愛いお猿さん。

  
例祭は9月16日。

  

  
二の鳥居付近では、カエルさんがお出迎え。

  
子沢山。
 
  
ゲコゲコゲコ……。このカエルの置物は、「無事に帰る」という祈りが込められているのでしょう。
特に戦時中、こうしたカエルの置物を神社に奉納することが多かったようですね。
(このカエルがいつ奉納されたものなのかは不明ですが)

 
そしてこちらはお猿さん。

  
庚申の使いである「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿。

  
そしてカエルそっくりの岩。親分でしょうか。

  
湧き水も湧いていました。
  
三途の川……ではないですよね?

  
橋があったので渡ってみると、奥に小さな社殿がありました。
 
  
願い事を叶えてくれるお宮でしょうか。……百度参り?

 
 
  
昔は、出羽三山へ詣でる沢山の人で、ここも賑わったみたいです。 
道中の安全を祈って……。