~ 2014-07-16付 山形新聞 ~

八朔祭(8月31日)、松例祭(12月31日)と並んで、
出羽三山神社の三大祭の一つである【花祭】は、毎年7月15日に行われています。
五穀豊穣、悪霊退散、家内安全を祈願する例大祭(“夏峰”の盛儀)。


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~ 2014-07-15放送 Nスタ(TUY)より ~
稲の花をかたどった三基の神輿(赤、黄、白)。

 
 
出羽三山の三神の神輿の渡御。
本社前から鏡池の周囲を時計回りに、山伏、神木、神輿、斎主と斎員、巫女などが練り歩き、
稲の花に見立てた万灯(造花)を付けた献燈(梵天)もその行列に加わります。

 
  
古来より神前に供えられた花は、魔よけ、豊作のお守りとして霊験があるといわれ、
鏡池を一周した後、境内を埋め尽くした参拝者たちがこの花を奪い合います。


  
それを家の出入り口に飾り、家々の護神と崇め祭られるのです。


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現在の祭りはだいぶ簡略化されたものらしく、
以前はもっと大掛かりで三ヶ月以上と期間も長かったようです。
明治の廃仏毀釈後に略された?
時代はコンパクト化。


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