――引き続き、加茂青砂です。
昔は「加茂村」と「青砂村」に分かれていたようですが、
ここにもグリーンタフ? 青砂と呼ばれる所以でしょうか。
この植物も青砂の由来?
男鹿半島より北の海岸に生えるという「ハマベンケイソウ(浜弁慶草)」
という名で、紫色の綺麗な花を咲かせるようです。
集落のほぼ中央には広場。平成13年に統合され廃校となった小学校も見えます。
日本海中部地震<Wikiへ>の津波に飲み込まれた児童たちの慰霊碑があるのです。
昼食をこの海岸でとっていた際に津波に襲われ、
地元民に救出される児童も何人かいたようですが、
13名の尊い命が犠牲となりました。
特にこのニュースが飛び抜けて当時の話題をさらったようです。
それまで日本海側に津波は来ないと信じられてきただけに、
その衝撃も大きかったのでしょう。
こじんまりとした温かみのある素敵な小学校でした。
一時期は中学校も併設されていたようです。
桜の花道。
今でも大切にされている様子が伝わってきます。
現在では『ふるさと学習施設』として、有形文化財にも登録されているようです。
――そしてここを去った直後に、
加茂青砂神社と石仏がんを見るのを忘れていたことに気づきました。
(^^;)アチャー
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海岸には見所の岩場・ジオスポットもあるのですが――、
今回は素通り。
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男鹿で大きな湾の戸賀湾。大昔の海底火山の噴火でできたマール湖の一つです。
たまたま後から来た女性もペットボトルに汲んでいました。
地元の方で、よく汲みに来るそうです。