『舞台島』

標柱には『蝙蝠の窟(いわや)』とありますが、
そちらは陰になっていてここからは見えません。
 

 
『舞台島』の方は正面右に見えます。
漢の武帝が最初に降り立ったという伝説の島。神子も舞ったようですね。

 
細い崖道があってあそこまで行けるようですが(多分)、

大変危険ですので勧められません
まぁ、行く人は滅多にいないと思いますが……。
 

 



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こうして風景を楽しみながら、道なりに進みます――
 

 
次に見えてくるのは、『大桟橋(だいさんきょう)』
 

 
ここが面白いのです。
 

 
いわゆる海食洞ですが、上からカメラでズームしても見えますが、
海上から船で眺めた方がより絶景ポイント(一度は乗ってみたいが船酔いがイヤ)。
 

 ~『菅江真澄と男鹿』より~
昔からこのように船で潜り抜けることが人気のようですね。
現在でも観光遊覧船がこの中を通り抜けることが名物のようです。

 

 
かの菅江真澄も潜り抜けたのでしょうか。

『小桟橋』もあるようですが、そちらは無理みたいですね。
『蝙蝠の窟』の方には、大きな人の足跡があるようです。
漢の武帝? 彼もまた巨人族? だから各なまはげ立像もデカイのでしょうか。

 

 
駐車場から見えた滝。


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少し進んだ駐車場からの『白糸の滝』

先ほどの滝と同じ滝でしょうか(ちょっと混乱)。
 

 

 
道路の橋から右側を見下ろすと崩れていました。
 


左側は何事もなかったかのように……。
 


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素晴らしい景観に気を取られながら(運転手は注意)、

車は日本海沿いに北上を続けます。
 

 
詳しい場所はわからないのですが、

真澄は【もれ火(守火)】というものを海面で見たと、
『粉本稿』に赤い火の玉のように描いています。
昔から男鹿では「北の海に多い」とか、「霊魂」だと信じられてきたようですが、
私にはどうしてもアレにしか見えません。

現在でも男鹿で多く出没・目撃されています。
実は、武帝・赤神・なまはげの正体か?

 

尚、これらの原本(カラー)は、大館市立中央図書館HPから閲覧可能です<コチラ


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『カンカネ洞』へ。こちらも駐車場からは見えません。
 

 
眼下に見下ろせる「加茂青砂」と呼ばれる集落に下りてから行けます。

 

 

 
漁港沿いの道路を直進すると見えます。道端に車を停めて、歩いてすぐです。
 

 
ここも面白い海食洞です。中にも入れます。足元注意。

 

 
本来はギカケの穴』。カギをかけて岸壁を登ったとあります。
今でこそ便利な舗装道路がありますが、

昔はここを通るより他は、先へは進めなかったんですね。

 

 
光の窓ならぬ光の使者との遭遇。
 

 
天窓からも光が差し込むご神秘。

 

 

 
一瞬、巨大な鍵穴かと思いました。向こう岸の岩場も見えます。

蓬莱島という島もあるようです。

 

 
10年ほど前、あの崖上のキャンプ場のバンガローに泊まったことがあります。
 

 

 

 
昔の人がザバザバとここから入ってくる光景が見えるようです。

 

 

 
この奥は行き止まり。
 

 

 
古代の神殿にも見えてくるから不思議。
 

 
心地よい波の音と海風に包まれ、しばらく堪能したところで、出ます。