国道101号線を車でひた走ることおよそ30分。
巨大なまはげ立像に歓迎されます。つまりここはナマハゲの里・男鹿市。
道中、いつしか男鹿市へ入ることとなります。
(ここからちょっと南の道路から男鹿市)
そしてここは、2007年にオープンした『男鹿総合観光案内所』でもあります。
高さ15メートルの巨大なまはげ立像は、福岡の制作会社さんにお願いしたんだとか。
後ろ姿。逆光でどこか哀愁さえ感じられます。
のぼっちゃダメ。なまはげさんに呪われ怒られます……ほら、既に怒り顔↑(`Д´)。
ここはひとつ休憩でもすれば、なまはげさんの機嫌もよくなります。
更におみやげも買えば……って、別に回し者ではございませぬ~(^_-)☆
ただ怪し……優しいってだけでゲホゲホ。
――「なまはげ」は、「鬼」ではなく「神様」だった。 ありがたや~(^人^)
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再び車を走らせると、真っ正面に寒風山(かんぷうざん)が見えてきます。
寒風山は、昔は妻恋山や羽吹風山とも呼ばれたことがあるそうですが、
漢の武帝が鹿に乗ってやってきて寒風山に住んだので漢武山となった、
という話もあるようです。
なまはげがあちこちにいて、見つけるのも楽しいです(なまはげ萌え~)。
道路沿いに、小屋のようなお社に入ったなまはげ像もあります。
『なまはげの館』。交通安全の守り神といったところでしょうか。
以前はもっと道の真ん中にあったようですが、
道路の4車線化に伴い移転されたようです。
実は館の裏側にも別の2体がいたりします。
情緒あふれる冬の男鹿の風景付きでしょうか。
正月が活動期ですからね。
……とはいえ神様ですから、そこは年中無休であると信じたい^^。
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次は脇本から寒風山方面へと曲がりますが、
県道54号線を直進した先の、とある場所を目指します。
寒風山山頂の360度回る回転展望台。
到着~。脇本・浦田簡易郵便局の手前、Yショップの隣りにそれはあります。
菅江真澄も訪れ、絵に描いていた『蘇武塚』。
デデンと菅江真澄の標柱も建っています。
「阿弥陀仏を祀る御堂がある。その下に漢の蘇武の骨をうずめているという。
人々は『そぶやちまたそぶ屋敷』、また『そぶ大臣の塚』とも呼んでいるのは
どのようなわけがあるのだろうか。六十年ほど前、この御堂を造り替えた時、
ある人が土を掘ると石の棺の中に太くたくましい骨があったので、
古い時代のものだというので急いで埋め戻したと年老いた人が語った。
大変珍しい物語なので、見学に行ってここに載せたのである」
~菅江真澄著/【粉本稿】より~
多分、この場所でいいはず……。
裏側に廻れば池もありました。
そして、この日2度目の墓地見学……( ̄ー ̄;)。
御堂があったというのは、おそらくこの墓地の上かなと、
怪しくうろついておりました(亡霊と間違われないことを祈りつつ)。
この建物の辺り? そして下にぶっとい骨(巨人族?)があった……?
これを見るまで「だいほった」と読んでいました(大きな骨を掘っただけに)。
「おぼた」だったのですね。
そういえば近くに「久保田=くぼた」という地名もあったことを思い出しました。
日本語むずかちい。