山形新聞 1976-05-21付 / 数年前にいただいた資料と、新たにコピーした資料。
かれこれおよそ40年ほど前の出来事ですが、
竜神(UFO?)が出現したという西川町岩根沢地区の竜神沼を目指しました。
鶴岡市を南下し、国道112号月山道路を行きます。
風光明媚な山々やダム湖などを眺めやりながら国道112号を走り続けると、
道の駅にしかわ・月山銘水館を通り越した先に、『出羽三山神社』の看板が見えます。
その後、岩根沢地区へ入る標識が見えたら左折します(鶴岡方面からの場合)。
竜神沼は神社の右側にあります。
まずは、突き当たりの岩根沢三山神社(出羽三山神社)を参拝致します。
正式社号は、「月山神社出羽神社湯殿山神社摂社 月山出羽湯殿山三神社(旧日月寺)」、通称「岩根沢三山神社」。
出羽三山の羽黒山山頂にある、出羽三山神社が管理しており、
社務所を指して出羽三山神社岩根沢社務所とも呼ばれているようです。
もとは長耀山日月寺という天台宗寺院であり、月山神社の別当寺。
<祭神> 大山祇神、大己貴命、少彦名命
大瓶=胎内を表しているのでしょうか?(憶測)
でも右側が異人なような気もするし、隠れていたのがバレた現場にも見えるし……。
参詣していたおばあさんが、一声かけて中へ入ってゆきました。
中にも天狗のお面、と笠。
背後にも何かあるようなので行ってみました。
要害(地)とは、要塞などを建てるのにふさわしいような高くて険しい場所などの意味。
<祭神> 稲倉魂命、白山姫命、金山彦命
岩根沢口月山道に近くに有る要害地で、
寒河江城主大江氏と山形城主最上氏が対立し、
沼の平楯城主東海林隼人守を中心として、
軍事的には大江氏の前哨線とした役割を持って、
庄内への警戒を担当して地で要害森に楯を造り、
東海林隼人の弟が楯主となり守護神三権を奉斎したと言われる。
稲荷神社元来は岩松寺門の守護神であったが、
文久三年社殿が破損したが寺の財政が社殿を復元するに乏しかったので、
村と檀家が相談の上浄土を要害森に求めて移転し、郷土の守護神として敬神した。
明治三年佛号返上とともに要害神社に合祀して現在に至る。
砂利道に変わり山奥に入っていく感じがあって不安になったので、
一度こちら側に回ってきました(軽トラも道を阻んでいましたし)。
ここの敷地内に、鮮明な案内板があったので助かりました(^^;)。
出て来た女性にも竜神沼の場所を聞いたところ、砂利道の先にあるそうです。
この施設の近くの砂利道からも行けるとのことでしたが、
神社の右から行った方が近いとのこと。
道を阻んでいた軽トラ(草木の伐採をしているようでした)もまだいましたが、
そばに別の道がもう一本あって、そちら側に車を停め歩いていくことにしました。
どのくらい歩くんだろうと不安になっていると、あっという間に辿り着いて拍子抜け~(^^;)。
続く。