1985年4月9日、酒田市北部の田園地帯のある民家の近くで、
金属音を発するジグザグ飛行の白光体をDさん一家5人が目撃、110番に通報。
駆けつけた警官8人もその光を確認。
同地一帯、かつて見たこともない異常な濃霧に覆われていた。
夜7時頃、変な音がするので外へ出ると、オレンジ色の光が点滅しながら、
東から西へスーッと進んだかと思うと直角に曲がり、
少し南へ飛んだ所で止まった。
8時半頃、また同じ音がするということで、また外へ出てみると、
今度は小高い山(砂丘)の上にオレンジ色の光が浮かんでいて、
右横にもう1つ同じものが出ていて、2つとも上下に細かく動いていた。
金属を叩いたような音で、ワンワンワンと3つぐらい続くと止み、
しばらくするとまたワンワンワン……と響くが、
その時の光体は動いていて、人によっては虹のような光を発するように見えたとも。
この日の白光体は11時頃までいて、丸いというよりは楕円形で、
オレンジ、青、緑などいろんな色に見えた。
本体はいつもオレンジだが、上昇する際に下方へいろんな色の光を噴き出していた。
Dさんはずっと金属音が聞こえ、3時頃まで眠れなかった。
5月2日の朝4時頃、また同じ音が聞こえた。
霧も出ている(霧の多い時にUFOの出没も多い)。
光体は前回とほぼ同じ小高い山の上にいた。
Dさんの息子さんには「ゴーンゴーン」という音に聞こえた。
午前1時頃、父のDさんが金縛りにあって、変な音を聞いた。
その時息子さんがDさんの寝言を聞いていた。
「日本を去ってシンガポールに行く」
「100年後に人類が滅亡する」
Dさんがそんなことを言うのは初めてで驚いた。