かなりスピリチュアルな内容なので

苦手な方は飛ばしてくださいな

続きです。


日供祭(にっくさい)がおわると

覗いていた何かの気配がスッと退いた

空気が流れる


正式参拝。

代表してMiyukiさんが神前にすすみ

捧げ物を置く

その正面

先程、扉を開けて

せり出してきていた気配はなく

静か。

至って普通?の神社の気配に戻り

お祓いをうける


奉納演奏まで暫く

準備をする


私が今回演奏させて頂くのは

三昧琴(ざんまいきん)と波紋音(はもん)

金属の音が好き

火箸風鈴も持ってきたかったけど

流石に重くてやめた💦


開始時間


合図と共に

パンちゃんの歌声から始まる

天からの恵みが雨となって落ちてくる

そんなような歌詞を歌い上げ

鼻笛で音を繰り返す


ワサワサと拝殿の外

朝一番の船が港についたので

観光客がやってくる

それと一緒に様々な気配もやってくる


本殿からは清らかな気配

海から森から細々したものから

大きなものまで

なんだか境内にひしめきはじめる

ここまでの道すがら、視えないもの達に

聴きに来て下さいと想ったのは私だ💦


素朴な鼻笛の最後の音が伸び

拝殿にとけ消えて次は私の番


天からの恵みの雨音を私なりに奏でる

雨が降り水が流れ河となり海を目指す

そんな風に奏でたかった


道の神である宗像三女神は

水の神でもある。ここ中津宮の

湍津姫神(たぎつひめのかみ)さまは

とても清らかな流れに視える


自分の演奏が拙いのは百も承知

今出来る精一杯の想いで鳴らす

私はこの後の2人のような演奏家じゃない

でも私と同じく演奏家じゃない

パンちゃん

お遍路をし全国の神社や自然をまわり

自分を見つめているパンちゃんは

歌と鼻笛に信仰をのせた

無意識だろうそれは本当に心からの

神の前に座す人としての想いが溶けた

素敵な音だった


なので私も拙いなりに精一杯

技術はなくても丁寧に


そー思ってたんですけどね〜💦


ワサワサとしてた境内に

巨大なものが覆い被さってくる

大きなクラゲが上から被さって

包み込まれたようなイメージ

景色が半透明ごしのように

うっすらとかすみ

音も耳に水が入った時のように

遠くに聴こえる


氣になり目をあげる

叩き損ねる💦

いけないいけない集中集中

でもこんなところで

思いっきり集中すると

向こうに行ってしまう。抑えなきゃ

でも抑えきれず

何かが入り激しく波紋音を打ち鳴らす

そんな風に激しく叩きたい訳じゃない

向こうにいく自分を引き戻して

身体に入れる。抑える。音を柔らかく

持ち時間はもう少しある

けどいいや。今なら終われる

終わってしまおう

するとライアーが始まった

ちゃんと引き継いでくれた

良かった。


ライアーを奏でるのはYukaさん

私の河を表した音を引き継いで

海を奏でてくれる予定


彼女の大きなライアーは

音が幾重にも重なり響き流れ

波のようにさざめき

光を弾きキラキラと空間をわたり

打ち寄せる


耳を傾けその音を

錨とさせてもらいながらまわりを感じる

包まれている

シャボン玉の中みたいというには

膜に質感がありすぎる

やっぱり近いのはクラゲ

境内に来ているいろんなものをが

すっぽりクラゲにおさまってる


ライアーの音にMiyukiさんの

クリスタルボウルの音が重なり始める

静かにライアーの波が引いていき

クリスタルボウルが鳴る


古傷のある右足の

折りたたんでいた膝が痛みだし

足を伸ばす

良かった。

痛みがあると向こうに行かない

今度は痛みが錨となり

私をこの場に留まらせてくれる


じゃなきゃやばかった

Miyukiさんの音

何度も聞いている彼女の音は

視てしまうクセがついているので

ここで入り込むとまずい

何かをおろしてしまう。


ご神職の大太鼓と同じように

向こうに届く音

クラゲの中では更に響く

音としては耳に水が入ってるから

耳じゃないところで聞いているから

なんかもうダイレクト💦


膝が痛くて良かったと

この時は痛みに感謝した(笑)



あくまでも私の感覚だし

記憶が朧げで

全然違ったことを書いてるかも

まぁそんな風に

そーゆーのもあるのかもって感じで

読んでもらえればいいかな


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