ウソつき彼女の100のウソ
君にだけなら嘘つかれたっていいよ
それで君が幸せになるのなら
僕にだけなら嘘ついたっていいよ
うなずくのは僕得意だから
やっと念願叶って君と交際決まって
今雲の王国を歩いているみたいです やっぱり無理かなって思う度に決まって
今雲の上の存在の君と目が合うの
思い出すと恥ずかしいもので
気付けばいつも君を見ていた
そんな僕を知ってか知らずか
小悪魔的微笑み返し
君にだけなら嘘つかれたっていいよ
それで君が楽になるのなら
僕にだけなら嘘ついたっていいよ
待つのも結構僕得意だから
やっと携帯が鳴って君と交信したって
「今は忙しいから」って一言でガチャ切り
あぁやっぱりそうなのかなって思う度に決まって
あのとってとってもとっても可愛い
君の顔が脳を埋める
「あいつはやめといた方がいいぞっ。」
「女子からも評判が悪いよっ。」
そんなこと言われた所で
この気持ち冷めるはずなどない
信じるのも僕の勝手
嘘をつくのも君の勝手
ならばお互いに傷は付かないでしょう
「ごめん、今日は用があるの。」
「そうなんだ、じゃあ気を付けて。」
君の後ろ姿が消えるまで
手を降り笑顔で見送るよ
悲しくないよ
ちょっと寂しいくらいで
ここに居ない君を想うのも乙
わがまま言えば君の顔が歪むこと
想像つくこと容易すぎるから
君の為なら全て信じ抜けるよ
それが君を好きになる資格だろう 100の嘘つく1つの真実
「月が綺麗だね」を待っている
うなずくのは僕得意だし
待つのも結構僕得意だから