江戸時代には武家地として知られ三代将軍家光の実子、
初代甲府藩主徳川綱重の下屋敷が置かれた
徳川家ゆかりの地でもある。
明治時代になると近隣には数々の大使館や
東京天文台が設けられるなど、
近代化が進む中邸宅地として狸穴の静穏は
そこに在りつづけた。
麻布狸穴町 1970年代、法律により旧町名が平易化される中、
狸穴町の木内信胤氏と永坂町の松山善三氏を中心とした町名保存運動により、
麻布永坂町と共に僅かに残った江戸時代からの地名を継ぐ町である。
文化人・要人たちに愛され狸穴文化が刻まれつづけた舞台。
狸穴一帯は、かつて流行の先端を語る場所だった。
その代名詞、レストランキャンティには
1960~70年代、映画監督・芸能人・作家などが集い
さらには海外からも著名人が来店するなど
時代をつくる人々の社交場となった。
レストランキャンティ
1960年にオープンしたイタリア料理レストラン。
国際的に文化プロデュースを手がけた初代オーナー川添浩史氏の幅広い人脈によって
国内外から各界の文化人が来店した。現在に至るまで、その風情と味が継がれている。
東急不動産が半世紀守りつづけた都心の軌跡。
わが国における高級マンションの先駆けとして発表された東急アパートメント。
その3作目となる麻布東急アパートメントは昭和36年、
都心の邸宅として静かに熟成を重ねる麻布狸穴町に誕生した。
閑静な街に現れた9階建てのモダンな姿は
そこへ入居する人々への憧れと共に世の大きな関心と話題を呼んだという。
突如、視界が開け心は高鳴る。
重厚な石貼りの迎賓空間にみなぎる2層吹抜けの圧倒的な開放感。
その随所に刻まれた縦格子のラインが安らかなリズムで私邸へと導いていく。
日常をもてなす、非日常のホスピタリティ。
エントランスホールの一画に、優雅にお迎えするコンシェルジュデスクをご用意しました。
経験豊富な専任スタッフが多様なメニューでより快適な日常をサポートいたします。
お届けしたいのは状況に応じた細やかなサービスで気持ちにお応えする
ホテルのようなホスピタリティ。
なじみの顔に迎えられる安心感が、この住まいならではの充足感をもたらすでしょう。
高揚した心を静かに導くサウスラウンジ。
サウスエントランスにもラウンジスペースをご用意いたしました。
その先に続くエレベーターホールも広さにゆとりを持たせチェアを設置。
ご家族や隣人との待ち合わせや歓談のひとときにご活用いただけます。
重厚感あふれる石貼りの質感に、抑制のきいた色彩。
都心の躍動に近いエントランスへと帰りつき、高ぶる心をなだらかに静める緩衝帯として穏やかに私の時間へ誘います。
内廊下が四季を通じて快適と静寂を守る。
日々使う場所だからこそ快適であることにこだわりたい。
各フロアの共用廊下は雨風の影響を受けない内廊下設計としました。
ゆったりとした廊下幅を確保し、建物に内包されたライトコートに面して大きな明かり取りの窓を設置。
閉塞感を排し、やわらかな自然光の繊細な移ろいが心を和ませてくれます。
