どうもせざにーです。
今日は最近あった物凄い好みのジャンルからお届けしたいと思います。
みなさんマイケル・サンデルって知っていますか?
有名な人で、ハーバードの哲学の教授なんですけど、この人の講義がものすごく楽しくて、考え方が本当に変わります!
この人本も出していて、今その本を読んでる途中なので、全部は話せないんですw
でもまだ途中でも楽しいんですわ!wっていうよりも考えさせられるんですよね!
まずこの人は生徒の皆さんにある質問をします!
そして、AかBの選択肢を与えなぜその選択になったのか、Aを選んだ人とBを選んだ人で講義を行いそれを聞いて最終的に答えを出していくって感じの流れです!
まず1つ目の質問!
あなたは列車の運転手です!
列車は100キロ以上のスピードで進んでいます!線路の先に5人の作業員を見つけます!ブレーキは一切効きません!
このままでいくと必ずその5人は死んでしまいます!(これは確実なもの)
でもふと右手に退避路を見つけますがそこには1人の作業員がいます。
あなたに与えられた選択は2つ!
そのまま5人を殺し一人の命を救うのか、自らハンドルを切り一人の命を犠牲にし、5人を救うのか!
こういった質問を生徒にぶつけます!
8対2ぐらいの割合で多くの生徒は1人のいのちを犠牲に5人のいのちを救う!と答えました!
ちなみに僕はそのまま5人を殺しますwなぜならハンドルを切って一人を殺した場合その一人に対しての罪悪感が半端無いからです!でも何もしなければそれは自分の中で事故だとおもえるからwなんて卑怯な考えなんだw
でも生徒の中の大半は1人対5人という純粋に数の問題でした!より多くのいのちを救うと考えるのが普通だったみたいです!
ではその大半の生徒に教授は質問を変えて同じようなことを聞きます!
向こうの方から列車が来ます!線路には5人の作業員が見えます!ブレーキは一切効かず、このままだと5人は確実に死にます。この状況をあなたは線路の上の橋から見ています!あなたの横には大柄の男が橋から下を覗き込もうとしています!
そいつを橋の上から落とせばそいつが列車にひかれブレーキとなり5人は救われます!
あなたはその大柄の男を橋から突き落としますか?
そうすると大半の生徒はNOと答えました!
そこで一つの矛盾が生まれます!より多くの命を優先にするのであればその男を突き落とす選択をしていていいはずです!
ではなぜ質問を変えただけでこのような矛盾が生まれるのか、一番いい選択は何なのか!それを授業を通して解決していくんですけど、これは哲学なので答えはありません、どちらかが正解でどちらかが間違いではないんです!だから哲学は深いよね〜w
好きなんですせざにーこういうのい大好きなんです!
せざにーは列車の運転手なら5人を殺しますし、橋の上から男は落としません!
理由は一貫として自分のせいにしたくないからですw
辛いよ〜自分からさ〜ハンドル切って一人の人殺しに行くんだよ?自らの判断で!
恨まれるよ〜5人からしたら命の恩人かもしれないけどさ、多分その5人はせざにーありがとうって気持ちよりも『あっぶね〜助かった〜』ぐらいにしかならないしさw
橋から男落としてみ?列車の下りなかったらただの殺人だからね!
5人の命が助かったとして、後日せざにー逮捕されるでしょ!
5人を救いたかったって言ったところで殺人は殺人です!はい終了〜!だよw
他にもたくさんあって!
あなたは会社の社長です!
二人の社員候補がいて、その二人に同じ課題を与えます!結果は二人とも同じクオリティでした!一人はものすごい努力家で休憩もとらずに黙々と10時間かけて仕上げました!
もう一人はイヤフォンで音楽を聞きながら、片手にスマホいじりながら1時間で仕上げました!
あなたはどちらを評価し、自分の会社の社員にしますか?
という質問!ようはあなたは努力を評価に入れますかって話です。
僕は入れませんけどねw
世の中結果ですから!そんなこと言ったら、不労所得を得てる人っているじゃないですか!
不労所得を得るまでものすごい努力したと思いますが得てからは何もしなくてもお金が入ってくるわけですよね?方やホームレスの人は毎日毎日空き缶拾ってお風呂にも入れず毎日努力に努力を重ねて生きてるわけですよね!努力するところを間違った!で終わります。
でも努力は努力です評価してあげてくださいって僕は思います!
日頃の生活に当たり前に起きてることがらから哲学になるからこの人はわかりやすいし、すごく楽しいんです!
ちょっと長くなってしまうんですが、もう一つあってこれは本当にあった話なんですけど、1980年ぐらいの話で、あんまりはっきり覚えてないんですけど話しますねw
3人の漁師と一人の若者が船に乗って長旅に出たんです!
その若者は船に出れば一人前の男になると信じて、仲間の反対を押し切って海に出ました。
ところが色々な災害に見舞われて、その船は船も壊れ、遭難してしまいました。
食料は缶詰二つしかなく4人は2日に分けて缶詰を食べついに水も食料もつきました。
若者は喉の渇きに我慢できず海水を飲み体を壊しいてしまい、衰弱仕切っています。
3人は生き残るためにその若者を食べることにしました、その若者の血液や体の肉は3人食料となり長い間生き残ることができ、救助されるその日まで生きつなぐことができました。
国に帰りその3人は裁判にかけられ、有罪となりました。
その判決に疑問の声もたくさんあったそうですが、あなたがその裁判官なら有罪にしますかそれとも無罪にしますか?
という質問!
説明がだいぶ端折りましたがwどうしますか?これは僕的にすごく考えさせられました!
若者の立場なら食べられたくないですし、残りの3人の立場ならおそらく食べます!
人食べるとかマジ無理!って思いますが、この状況ではそうするしか生き残る術がありません!
僕はおそらく食べますね!
でもこれに関してはまだ自分なりの答えも出ていません!
何もしなくても恐らくその若者は死んでいたでしょうし、食べなきゃ全滅ですよね!
ん〜これは難しいw
答えがでんっw
でもこの人の存在を知って本当に考えが変わりました!すごすぎ!!!
最後に哲学とは日頃あたり前に思ってることやものを疑問に思うことでまた全く違った答えが出るらしく、哲学の祖と言われたソクラテスも哲学は自分を滅ぼす!と言われ続けていたらしいです!そんなことよりビジネススクールに通えと言われていたぐらい、哲学とはある意味無意味で、恐怖な存在というらしいです!
皆さんも自分を滅ぼさない程度に哲学に興味を持ってもらえたら幸いですw(あんた誰?)
では、また。