素晴らしかった!

まつく覚醒?と思うくらいに今までで一番よかった。

2階の下手端で顔がよく見えたというのもあるし、休演日明けだったし、こっちの体調もあると思う。にしても、最初から最後まで一定の集中力か保たれていて、卒業の喜びと希望に燃える最初から、兄への信頼が揺らいだ失望と怒り、シンへの復讐心と職務との葛藤、兄が撃たれたことの衝撃〜1年間どう自分と向き合ってきたか、の一連が、とてもよくわかって、若者代表として未来への希望に繋げていたと思う。

最後さっぱりしすぎてたキライはなきにしもあらずだけど。


それにしても、アクションシーン、シンへの発砲とシンの服の着弾が、逆にパンパンとなってしまっていて、当たってから発砲になったので、よっぽど難しいことを毎回やってるんだなあと、改めて思いました。今まで私がみた回で、発砲で大きな失敗はないんですけど、これってすごいことなんですね。🥰


とても満足して帰りました。


明けて本日、また昼観劇。今度は一番いい席。一階通路前のセンターブロック。 

センターブロックの利点は、映像がちゃんと見えるから、香港の世界観に入り込めるところ。

まつくちゃんのキットは、今日も素直さ全開で、とてもよかった!そして、マークのアクションが、より一層正確かつダイナミックだった気がする。席の問題なのかな?如恵留くんは、とても呑み込みが速くて、残念ながら余計な芝居することまで全力で吸収してしまってて、そこまでしないほうが···と思うことがある。主演とその他の人の違いなんですよね。もしかして、演出家が面白がっちゃってるのかなあ。


キットは、細かいリアクションがないのが、私的には気になり始めてしまいました。

·レストランに入ってきて、「兄さんは?」と、来てないことも確認せずに訊いてる。

·〜「忙しいんだね」のあと、階段に上がるのに、後ろ向いてきっかけで上がってしまってる。例えば、窓からの景色にちょっと、気づいて、上に昇る、というくらいの工夫は欲しい。

·お父さんが、死ぬところで、「ホーが、逮捕された」と言われても。「え?」「なんで?」がない。

·そのすぐ後で、お父さんに「実はお前には黙っていたけど···」と言われたら、「え?なに?」と前かがみになるはずなのに···。そのまま聞いている。

·その後が、組織で働いていたことがわかったときの、反応がうすすぎる。信じられないという、顔はいいんだけど、その前向く前の瞬間的な息を呑むというか、「え?!!!!」というか特大のそういうのがないのよ。

·ホーが撃たれて、上手の階段にいて、マークがホーにすがりついているところの、動揺が見えない。見えないよーー!そっちの兄弟の契とこっちの血の繋がり、あれみたら、動揺するでしょ?転機はどこに設定してるんだろ?

·あと、マークが「お前の上司がシンと繋がっていて、俺までハメられた」最後ちょっとセリフを忘れましたが、そんなこと言われたら、なぜ驚かないかなあ?大びっくりだよね?その前に拡声器の声で自分で気づくでもいいけど。このどんでん返しをどう捉えるか?肝心なことだと思う。


もしかして、中身はそう思っているのかもしれない、けど、見えてこないのです。反応が。

主役というのは、中心で走る役目。物語の芯を担っていく。つまり、周りが動いてくると、それを受止めて行かないといけない。意外に難しいのです。

頑張れーーー🧡