男たちの挽歌、初日おめでとうございます🎊🎉🧡🤍

FC自名義が、仕事をしてくれて、そんなにいい席じゃないけど(一階後方端😅)初日に観劇できたことは幸せでした。

少し前から、なぜか私がド緊張で、朝からは腹痛で家を出られないくらいでした。何を心配してたのか、というと、緊張しいのまつくちゃんが、力を発揮できなかったらどうしよう?とか、お腹痛くなったら、トイレ行きたくなったら··そんな保護者感覚でしたね。




でも!心配は杞憂✌️

素晴らしい上演のあと、カーテンコールで、ど真ん中で皆さんを引き連れて、両手を広げる合図でキャストがお辞儀するのを見ると、本当に心が震えました。勿論、W主演の如恵留くんはその役割を譲ってくれたのは承知の上です。そこも胸熱🧡🤍


たくさん褒めるところはあるのだけど、まず、堂々として、声も腹からでていたこと!しっかりと役の台詞を言えていたこと。アクションもすごくカッコよくて、バレー部のジャンプ力と柔軟性を活かして、キレッキレでした。そして、歌!開演前にパンフを開いて、(これ、ソロだよね?)の予想通り、自然な感じで歌い上げて、音程もまつくに合ってて歌いやすそうで、なんと言っても、魂が込もってました。ホンマモンや!と思いました。(目指せ!福井さん💪)


如恵留くんは、貴公子を封印しての、ヤサグレ感が意外過ぎるけど、すっごく役になりきってるし、アクションも安定してて、ほんとに格好いい。義理堅いところや、向上心があるところも意外に共通点あるんじゃないかな?


そして、私は散々見てきた80年代の演劇手法が、古いと感じたというか、食傷気味の演出でした。

え?これ?また?今頃?

それがどういうものかといいますと、日本では歌舞伎があって、西洋から坪内逍遥が演劇持ってきて、歌舞伎に対抗して新劇と呼ばれるものがあって、そして、アングラ演劇とかテント芝居があって、ざっくりだけど第三世代と呼ばれる小劇場系の自由な演劇が80年代に一世を風靡したのですが、鄭さんの今回の演出はその形式なのです。

特徴は、デフォルメ(大げさ?)な表現と台詞と動きが一致していない、リアルでないことかな。ラインダンスとか、マイムが入るのとか、妖精さんのハリボテとか、前を向いて思いを空に叫ぶのなどは定番中の定番。いかに観客を裏切って楽しませるか?に熱を注ぐといいますか。演出も役者も好い意味で自由。

なので、初めてこーゆーの見た方は、何で?と思うかもしれないけど、そーゆーものなのです。なんでもありなんです。

もし、一周まわって、皆さんが楽しめたなら、よかったです。✌️


鄭さんの映画は、とてもリアルで繊細だったから、びっくりしました。なぜ鄭さんの舞台を観てなかったかと言うと、テント系(鄭さんはこの系統と思っていた😓)は怖いからです。テントはおっぱいボロンのおしっこ飲むの、ネズミ食べるので、気持ち悪くなったことがあって、なかなか勇気でなくて。けど、それは誤解だったみたい。


とにかく、まつくの勇姿が見られて、本当に若い人の未来に嫉妬するくらい嬉しく勇気が出ました。


観劇何回かするので、またね。