今回は、もう行けないかと半分諦めていましたが、予定がはっきりした時点で、優しい光一担さんに声をかけていただき、日帰りで行くことができ、ホントに嬉しいです。ありがとうございました。

大阪駅に着いたら、すぐに阪急梅田に向かうD通路にある、虎者ポスターにGo!




通行する人も少なく、一般人の邪魔にならないよう配慮してるなと思いましたが、ポスターだし、通行人少ないのはいかがなものか?ま、いいか。

それから、紀伊国屋書店前のビションでMV撮影。この時は、タイミング良く流れましたが、帰りに寄った時は、かなり待っても流れなくて、諦めてしまいました。



久しぶりの梅芸。


行けるだけで有り難く、どんなお席でもと思っていたのですが、3階の通路すぐ後ろのセンターブロック一列目、少し下手という、最高の見晴らし。オープニングから、カイト位置でした。

今回の優馬くんver.いい!とは聞いていましたが、ホントによかった。
まずバランスがよくて、ユウマの青年期にありがちな上昇志向と焦りと不安定さが発端となっていて、コウイチのリーダーとしての自覚の正統性は保証されていて、それを支えるふぉ~ゆ~とトラジャの三人の構図もしっくりくる。ユウマが全くの孤独になってないのが、傘のシーンに繋がるんですね。(傘受けとるって聞いた時には、腰抜かすほど驚いたけど、これなら
ありだと思いました。)

3階でしたが、音も良くて、オケのクラシック系を今までどおり舞台花道上に配置して、ビート系をオケピにしたから(たぶん)、音が立体的に聴こえました。
梅芸は、間口が狭いんでしょうか、高さとのバランスが帝劇と違うので、ずいぶん見え方も違いました。スモークもすごくて、こんな照明だっけ?と思うところもありました。綺麗でしたね。

1幕では、いつも「嘘でしょ!」って思ってた、真剣だと気づく気づかない問題が、辰巳くんがうまく処理していて、自然だったし、ユウマくんが、リカを守ろうとしている位置に入っているのもいいなと思いました。たぶん、コウイチの眼が只者じゃない光を帯びていたんじゃないかな?と勝手に想像。ユウマが最後、自分の顔を拭ったんだけど、返り血なのか、すごく怖かった。(タツミさんのその前で血が目に入るという細かいお芝居あって、へー!ってなりました。)

シェイクスピアの悪夢は、ユウマくん、それそれの台詞を使い分けてて、リチャードⅢの最初は、わざと棒読みで、夢の中にいきなり入れられた感じを出してるのに、「馬をくれ!馬を!」は、1幕最後を彷彿とさせるボルテージに上げてきて、台詞と心情をリンクさせてるのが、よく分かる。巧みですねえ。

今日、初めて、病室のカーテンを看護師さんが閉めてるの見ました!

もう一ヶ所すごいなと思ったのは、Higherから後のコウイチ幽霊暴露シーン。よくよく見ると、経験抱負な芸達者が集まってて、回りのバランスを見ながら各々のお芝居していて、チームワーク最高!リカちゃんがコウイチを刺してしまったところ、すごく緊迫感あってよかった!ゲンタとノエルは、素早く反応し、カイトは刺された後で心配そうに近づく、等々。「いくぞー!」までの各人の心の動きがよくわかりました。コウイチは、「受け入れるさ」って言葉にしてから、感情を追い付かせたように見えたのが、よりコウイチらしく感じました。

で、カイトですよね。
設定を変えたのか、ずいぶん大人びてました。大人の階段登り途中の反抗期の青年みたい。感情を素直に外に出さない年頃?私は幼さの残る15才くらいでやるのが一番いいと思っていたのですが、末っ子キャラは、なくなったんでしょうか?(確か帝劇までは、まだ少し残ってましたよね・・)元々声も低めだし、自分の感覚を大切にし、等身大のカイトをやっているなあと思いました。
ただ、それが得かどうか・・・。
せっかくかわいい顔していて、背も高くなくて・・実感は伴わないといけないですが、他の人にないところを生かさないと埋没してしまう。末っ子カイトではなく、トラジャ3人が同じポジションになったのはわかりますが、それでも3人の個性は、トラジャの中の個性ではなく、SHOCKという物語の中にどう生きるか?ではないでしょうか。
練り込まれた戯曲があるわけではないジャニ舞台の難しいところですね。
長い芸能生活の中で、こういう模索期間があるのはいいことだとは思いますが、次に繋げるためには、自分がどう見えているかを正しく掴む、客観性が必要だと思いました。

追加:ダンスが飛んでもなく、上手くなってて、凄い!メリハリ、軌跡、体の使い方、どれもグーーーンとレベルアップしてて、スンバラシカッタ!😄

というか、今日、風邪ひいてた?オープニングから顔腫れてるし、途中でコンタクトレンズ不具合あったみたいだし、始終鼻グスグスやってて、もう!心配しちゃったよ、ママ的には!

何と言っても、あと二日。
どうか、体調だけは整えて、完走してね。
役がどうの、なんて、この際二の次三の次!
舞台に立ち続けてくれれば、何も求めません!
←となってくるよねえ、可愛いまつくちゃんには。

朝から、意外と時間なくて、タイトなスケジュールでした。お会いできた方をこっちのペースでひっぱり回して、大変失礼しました。もしよかったら、また会っていただけると嬉しいです。

ところで、宝塚ホテルのドーナツは、どこに行けば買えるんでしょうか?