前回③にて字の太細まで詰めてきました。
改めてここまでを整理してみます。
テーマ「2*8尺に18字を書くときに考えること」
①行数を決める
②各行の字数を決める
③字の大小、字間を決める
④字の太細を決める
ここまできました。
臨書ですので、最後は決めた布置にのっとり書くのみです。
ここで一旦整理してみます。
①、②は何枚書こうと変わりませんね。
しかし③、④は一枚一枚で変わってきます。
その上で、布置に関して言えば、狙ってコントロールするべき点がもう一つあります。
それは
1行目と2行目の字と字間を組み合うように配置することです。
書き進める中で、字の大小や字間は変わってきます。人間ですので。
それが、自然と組み合うようになった作品が良いと言えます。
ここから書き込みになりますが、布置通りに進めるとこんな感じになりました。
「あくまでも自然とそうなった」
というのが理想です。
ここらの匙加減は感覚的なものでもありますが、
作為的(狙い)すぎるだといやらしさが透け見えてしまいます。
「巧緻バランスよく」
これは書道の永遠のテーマです(^-^)
ただ上手ければ良いという世界でもありません。
だから書道は奥深いです。
ここまでざっと、大作多字数作品を書く前に準備することとして
私なりの考え方を書いてきましたが、お一人でも伝われば幸いです。
布置はあくまでも準備で、書く前段階です。
しかしせっかく良い線が書けても、布置がしっかりしていないと作品とは呼べません。
引き続き精進していこう思います。ありがとうございました(^-^)

