大作の布置④(完) | ここから何かが始まる予感がするっ書(^-^)

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藤沢本町・辻堂にて書道教室を主宰しています。
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前回③にて字の太細まで詰めてきました。

 

改めてここまでを整理してみます。

 

テーマ「2*8尺に18字を書くときに考えること」

 

①行数を決める

②各行の字数を決める

③字の大小、字間を決める

④字の太細を決める

 

ここまできました。

 

臨書ですので、最後は決めた布置にのっとり書くのみです。

 

 

ここで一旦整理してみます。

 

①、②は何枚書こうと変わりませんね。

 

しかし③、④は一枚一枚で変わってきます。

 

 

その上で、布置に関して言えば、狙ってコントロールするべき点がもう一つあります。

 

それは

1行目と2行目の字と字間を組み合うように配置することです。

 

 

書き進める中で、字の大小や字間は変わってきます。人間ですので。

 

それが、自然と組み合うようになった作品が良いと言えます。

 

 

 

ここから書き込みになりますが、布置通りに進めるとこんな感じになりました。

 

 

「あくまでも自然とそうなった」

 

というのが理想です。

 

 

ここらの匙加減は感覚的なものでもありますが、

作為的(狙い)すぎるだといやらしさが透け見えてしまいます。

 

「巧緻バランスよく」

 

これは書道の永遠のテーマです(^-^)

 

ただ上手ければ良いという世界でもありません。

 

だから書道は奥深いです。

 

 

ここまでざっと、大作多字数作品を書く前に準備することとして

 

私なりの考え方を書いてきましたが、お一人でも伝われば幸いです。

 

 

布置はあくまでも準備で、書く前段階です。

 

しかしせっかく良い線が書けても、布置がしっかりしていないと作品とは呼べません。

 

引き続き精進していこう思います。ありがとうございました(^-^)