ーマリウスー (ロケ終わり自宅)

「今日は疲れた…」


部屋を真っ暗にしてお気に入りの甘い香りのアロマキャンドルに火を灯す



「はぁ…」



昨日の夜にかかってきた電話






そうちゃんからの電話を思い出してため息をついた



ー以下回想ー



「…もしもしどうしたのそおちゃん?」







「うん…いきなりなんだけどさ…俺、




しょーりのことが好きなんだ」



(…!!)





「…なんでそれをボクにいうの…?」








「………マリもしょーりのこと好きなんでしょ?」






「なっなんでそうちゃんが知ってるの!?」





「そんなの見てたら分かるよ」




少しイラっとした声色で冷たく言い放つ声がいつもの優しいそうちゃんとは別人のようでこわい




「じゃあこの電話はその…センセンフコク?ってことなの?」




「いや、マリには悪いけどしょーりのこと諦めてほしくて電話した。」







「えっ…?何言ってるのそうちゃん…



そんな人に言われたからってあきらめるくらいの気持ちだったらこんなに悩んでないよ!!」




「悩む?何言ってるのはそっちだよ!このことに関しては絶対に俺の方が辛い想いしてるんだよ!!」






声を荒上げ出したらもう止まらない。僕たちの喧嘩モードにすっかりスイッチが入ってしまったみたい




「そうちゃんはいいじゃん!いつも勝利くんに優しくしてもらってるし!!年も近いし!



それにバレンタインのチョコだってちゃっかり渡してるし!!!」





(あの時僕なんて突然チョコがなくなって渡せなかったんだから………あれ?もしかして)




「ボクが勝利くんに渡そうと思ってたチョコとったのそうちゃんだったの??」






「はっ?そんなの知らないよ!怒るよ!?」





「だって!楽屋に置いて風磨くんと帰って来た時にはなくなってたんだもん!!そんなことして得するのそうちゃんしかいないじゃん!!」




「人をドロボー扱いするとか最低だよ?俺、本当に知らないから。もう気分悪いから切るね」




ー回想終わりー





よくよく考えるとそうちゃんがそんな卑怯な手を使うわけないよね…ずっと一緒にいるんだからそれくらい分かってるのに





「ボク、サイテーだ…勝利くんをあきらめたらふーまくんもそうちゃんも悲しまないですむのかな…」






その時、落ち込むボクに救いを差し伸べるかのようなメールがある人から来た




「マリウス今日元気なさそうだったけど大丈夫?明日俺の家に来いよ!美味しい料理作ってやるからさ(^ ^)」






ボクは行くと返信してから眠りについた。