子どもの頃は教科書に書いてあることって全部正しいと思ってました。正しいというより疑いもしなかった。
疑いもせず教科書の内容を暗記して子どもの柔軟な頭に刻み込ませていた。
歴史がコロコロ変わる現代となって振り返ってみると、歴史なんて文献だの遺跡だのから推測されたどこかの誰かの解釈。
事実だ!なんてはずないんですよね。
何が事実か分からない。
でも一つ確実なのは、その時代を実際生きて来たまだまだご健在の年長者の方々のお話。
もちろんその方々の価値観を通して語られるのでコレも完全な事実とはいかないでしょうが(”事実”自体が究極追求すれば曖昧なことはさておき)
それでも太古の歴史からみれば確実。
30年前には小学校で平和教育という時間がありました。
戦争の愚かさ虚しさ。
2度とやってはならない。
修学旅行先も長崎や広島だった小学校も多いはず。
そんな平和教育もいつしかなされなくなって久しい。
子どもを持つ親となってから強く感じる。
少額1年生から始まるタブレットだなんだのDX推進にかなり力を入れていると思われる今の教育カリキュラム。
重点的に教えるべきは”人と人”との関わり。
2度と繰り返してはならない過去の愚行を、当時を知る生きているご先祖様方から教わること。
五感を以て体験した方々の言葉で、聴き教わること。
これが本当に必要な教育ではないでしょうか。
文字で知るのと、生の声を通して知るのでは雲泥の差。
ご先祖様を敬い、沢山の視えない存在に愛され守られていることをしっかり認識する。そこには感謝しかありません。
生きとし生ける全ての存在がいつも最幸の笑顔でありますように