夢に向かって突っ走れ!熱いランナーの記録
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夢に向かって

俺は陸上選手。種目は中距離走をやっている。主に800mを専門にやっている。


スーパーでアルバイトをしながら走っている。

生活は苦しい。でも社長の理解があって土日の試合がある日は休ませてくれる。


朝は市場で野菜の集荷作業。多い日は4トントラック3台分の野菜を半日以上かけてコンテナに詰める。ほとんど一人でその作業をやるので体力的にはかなりきつい。


そんでそれが終わったらスーパーに戻って品出し作業。

こっちの作業もきついがパートの女の子で気になる娘がいるから結構楽しい。


5時過ぎにタイムカードを押してアパートで着替えてからグラウンドへ向かう。

アルバイトとはいえ体力的・精神的に消耗した後の練習だ。きつい事はきついが俺には夢がある。


俺の夢。中距離走で日本のトップクラスになることだ。


今の俺は未だ県で勝てるくらいの実力しかないけど、いつの日かトップランカー達と戦ってやるんだ。


日本のトップになったからって野球選手みたいにデカイお金が入ってくるわけではないが、とにかくこれが俺の夢なんだ。



「何で走るの」ってよく人は聞く。そんな時は「走る事が俺にとってはこの世の中でセックスと同じくらい刺激的だから走るのさ」って答える。

レースで良い記録を出した時の快感はたまらない。射精以上の快感だ。


そんなこんなで地道に練習練習の日々を送っている訳だが中距離走の練習って結構きつい。週に多い時は4回くらいきつい練習をする。


今日はそのきつい練習の日だ。俺にはコーチが居ないんで別に俺がやらないと思えばやらなくて良いわけだが、そんなことをしていたら夢にはとても辿りつかない。


自分の心を鬼にして400mを3本、一本ごとの休憩5分に設定してほぼ全力で走った。3本目は乳酸が溜まって走った後は尻と腕に激痛が走りグラウンドで一人のたうちまわっていた。


「はぁ・・・今日も終わった。疲れたなぁ・・・」


そんな言葉を吐くがきつい練習をした後は何だか満足間で満たされていて心地良いもんだ。


職場でチューハイを買って、一日の終わりに飲むのが今の俺の最高の楽しみだ。


「メッチャうまいで。」


いつもの口癖をつぶやきながら俺の一日が終わる。明日も朝が早い。寝よう。


続く・・・