おい、おまえ！

おい、お前たち！そげん(そんなに)走り回りよったらバターになるばい！





僕が子供の頃




先生や近所のオッさんからよく言われてた。




僕はこの絵本の不条理なオチが大好きだった。




今、走り回ってる子供たちに僕が同じ事を言ってもピンとくる子供はいない。




何度か言った事があるけど「なんで？」って聞かれるだけで、通じない。





最近の若いパパ、ママ達にも通用しないんじゃないかな？







夏休みになると





また、同じように近所のおばちゃんたちが僕を見て






「あら～、真っ黒にやけてちびくろさんぼみたいやねぇ～」






必ず言われてた。





ガキの頃クルクルと走り回り、夏は真っ黒に日焼けしてる僕はこの絵本が大好きだった。






何年か前にこの絵本が差別につながるとか言って絶版になるというニュースを見た。





バカじゃ無いのか？





そう思った。






なんでもかんでも、事勿れ主義的なくだらん大人達が、こんな素敵な絵本を絶版にしやがった。






このブログネタを目にして、すぐにこの絵本が頭に浮かんで探してみた。






良識的な大人たちによって






また、この絵本が復刊したようだ。





嬉しくて早速一冊注文した。





次回の絵本読み聞かせではこの本を子供たちに読んで聞かせよう。





そして、走り回る子供たち、真っ黒に日焼けした子供たちに





昔、僕が言われてたことを言ってやろうと思う。





ちびくろ・さんぼ/ヘレン・バンナーマン

￥1,050
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P.S.
おい、そげん走り回りよったら、バターになるぞー！


ブログネタ：子供のころ、何度も読み返した絵本のタイトル教えて 参加中