ダンススクエア買ってきました。

いろいろ今までと言ってること違うな?って思うとこもあったけれど何より嬉しかったのは紫耀が紫耀カイに挟まれた廉が踊りづらいんじゃないかって心配してくれてること。もっと頑張らないとって言っているのを気にしてくれてること。

はっきり言えるのは、そうやって気にかけているだけで廉は嬉しいと思う。救われると思う。でもね、それは手を抜くとは違うんだよ。紫耀。前まで手を抜いてることがあったけれど。

誰かに言われたのか知らないよ。でも、もし紫耀の意思で「廉に合わせよう」って手を抜いてるならそれは間違ってる。それは一時的には廉は救われるかもしれないけど一生廉は紫耀の本気のダンスに追いつけないんだよ。

もうひとつ、紫耀はKINGについて、3人それぞれダンスが違うからいい意味で個性があるけどバラバラともいえるっていう趣旨の発言をしていたよね。それが露骨に現れてたのが一昨日の少クラで披露したEXPLOSIONだと思う。

その原因は紫耀とカイのダンススタイルの差なんだよね。2人ともヒップホップの出だから根底にあるのは重心を落として崩してゆるく踊るダンスなんだけど、ジャニーズのダンスはジャズダンスなんだよね。ジャズはキビキビとした動きの中にしなやかさとていねいさが求められるようなダンス。求められる動きの性質が正反対ってぐらい違うんだよね。それはたぶんジャズがバレエと繋がる部分が多いからだと思う。ジャズには崩してなんてないから。

紫耀はその差に凄い苦労したってインタビューで答えていたけど結果紫耀がたどり着いて今でも根底にある答えはヒップとジャズ(ジャニーズのダンス)は別物っていう考えだと思う。だから紫耀のダンスはヒップのような崩すってのがない。逆にカイはヒップのゆるくっていうのの上にジャニーズのダンスを築いてる感じがする。根底にあるのはあくまでヒップ。

どっちが悪いってわけではないよ。紫耀の捉え方もカイの捉え方も。ただ、ブリュレのような2人のダンスバトルのように捉えられる曲ならいいけれど今回のような3人で合わせるダンスになるとそれはよくないものになる。両刃の剣なんだよね。

今回みたいなテンポの速いガシガシ踊るといいなって感じる曲や紅い花やLETGみたいなジャズ系の曲には紫耀の踊り方は凄いあってると思う。逆にKINGの曲に多い子どもっぽいものには応用の効くカイのダンスがあってると思う。

今回は紫耀がガシガシ踊った分、カイとの間に差がでて廉とカイはあっているようにみえる(若干遅れ気味の廉とゆるさをいれるカイ)けどそのセンターでガシガシ踊る紫耀とはずれが生じる。だからふとした時にそれに気づいて直そうとする紫耀がその部分で手を抜いているようにみられるんだよね。

今後やっていく上でこういうのは結構な致命傷になると思う。ダンスが得意なのに合わないっていうのは。嵐のように揃ったダンスは必要だと思う。

冬のジャニワを見にいって思ったのは紫耀のジャズの綺麗さなんだよね。カイのソロダンスとはまた違った。ターンやなんてことない振り1つとっても紫耀は指の先から足の先まで神経がいきわたっている重心のぶれないしなやかなダンス。LETGみたいな群舞でもそれは如実に表れる。

廉をセンターにって声があるけれどたぶん今の状態で紫耀を下げたら後ろで紫耀カイのダンスが喧嘩してしまう。それなら今のようにれんかいと紫耀、って感じのほうが100倍マシだと思う。

紫耀とカイが変えられないなら2人の差を目立ちにくくするような新たなメンバーを入れるべき。紫耀の20歳の誕生日まであと5ヶ月。たぶんそこで何らかのアクションがある。そこまでに動かないといけない。時間は実はもうそんなにないんだよね。