⭐️⭐️遺伝子検査をタイプ別筋膜連鎖から解析する方法論⭐️⭐️
昨日、ストーリーに
「遺伝子検査結果の解析にはタイプ別筋膜連鎖の知識も必要」
と書きましたが、どうやらその件に関して
訝しく思われている方もいらっしゃる様子なので
少し例を出してみますね🥰
例えば以下の2名
①タイプY
糖質リスクなし(糖の体内代謝可能)
脂質リスク無し(脂質の体内代謝可能)
タンパク質リスク有り(タンパク質の体内分解早い&吸収に難)
筋線維組成 完全な遅筋型
②タイプX(テナガ)
糖質リスク無し(糖質の体内代謝可能)
脂質リスク有り(脂質の体内代謝に難あり)
タンパク質リスク有り(タンパク質の体内分解早い&吸収に難)
筋線維タイプ 速筋線維と遅筋線維が半々の混合型
これ、それぞれの方に先ずは検査結果の解析内容を解説して
そこからの食事指導、そしてトレーニングアドバイス
どうでしょうか、みなさん?
先ずは筋膜連鎖無しで考えてみて下さい。
両者共に「糖質リスク無し」とありますから
お二人ともに糖質をガンガン摂っても大丈夫なのでしょうか?
そして、体内での糖の利用は同じ経路になるのでしょうか?
私は「否」と考えます。
理由は沢山ありますが、先ずはわかりやすい様に
両者の「筋質」から探ってみましょう💪
①の選手は遅筋型で、②の選手は混合型
ということは、
①の方のトレーニング特性は筋持久力もしくは全身持久力
②の方はそれにプラスしてPCr系か乳酸解糖系
とまあ、かなりざっくりではありますがご了承下さい🙏
推論を立てる時は、前提がざっくりの方が解りやすいので🙇♂️
では、①の方がトレーニングを行う時はどのくらいの糖を使うでしょうか?トレーニングボリュームにもよりますが、②の方よりは明らかに少ないですよね?1分子の糖から作られるATPの数が桁違いで多いですから🧐
と、言うことは①の選手にとって「糖質リスク無し」という結果は、決してウエイトトレーニングのエネルギー源が糖質頼り、と言うことにはならないと考えられませんか?
そして②の選手は混合型ですから、もし、ここで表されている「速筋線維」と言うのが筋線維タイプII aを表すのであれば、トレーニング中のエネルギー源として糖質を大量消費することも可能ですが、もしタイプII xだったとしたら話はまた別ですよね?
では、①の選手にとってトレーニング中のエネルギー源は何であって、リスクゼロの糖質は何に使われるの?
そして②の選手が持つ速筋線維とはどちらのタイプなの?
これが推測できないと、食事はもちろんのこと、トレーニングアドバイスができないわけですよ。
では次に、脂質リスクについてですが、これは比較的容易に解析できると思いますのでここでは割愛させて下さい☺️
それでは、タンパク質リスク🍖
両名共にタンパク質リスク有り、と出ています🤔
となると、このタンパク質分解速度が早く体内吸収に難がある理由は両者同じになるのでしょうか?
私はここも、「否」だと考えます。
何故なら、①の選手が遅筋型で、②の選手は混合型だからです。
ヒントはタンパク質が消費、消耗されるのは、何も筋合成のためだけではありませんよね?
もちろん両者共に筋合成のために大量のタンパク質が消費されるのかも知れませんが
あくまでの私の推論で申し訳無いのですが、両者にとって一番の違いはおそらく
①の方は筋活動のエネルギー源として、そして血液生成のため
②の方はタンパク質由来ホルモン(複種類)を製造するため
かなぁと思います。
何故なら①の選手が遅筋型&筋膜連鎖タイプYなのに対して、
②の選手は混合型&筋膜連鎖タイプX(テナガ)だからです🧐
と、ここでタイプ別筋膜連鎖の重要性が出てくるわけですよ🙏
そしてこれはタンパク質の体内代謝比較のあくまでも一例であり
タンパク質に関してだけでもあと10項目くらいの比較が必要です
そして、糖質&脂質についても、その種類も含め必要量など🧐
更には筋線維組成からのトレーニングボリュームや重量設定🧐
ね、凄い解析量が必要でしょ?🤔
なので、昨日私がストーらせて頂いたことは
決して自惚れでもなく、ブラフ(大ボラ)でも無いのですよ🙏
もちろん、現時点ではうちのチームでも最後の一手まで解析し切れるのは私だけかも知れませんが
早急にチームモトノでトレーナー業を職とされている方々には
タイプ別筋膜連鎖と遺伝子検査結果から読み解く解析方法についてレクチャーさせて頂く方向で動いておりますので、皆様ご安心下さい👍
これ、「本野式筋膜連鎖から読み解く遺伝子検査結果解析」として
セミナーもやっちゃおうかしらん😆←何でもセミナー化する奴
と言うわけで、遺伝子検査は随時、清水恵理子選手が承っておりますので、ご自身の遺伝子的傾向をお知りになりたい方は、@nk121までお申し込み下さい🥰🙏
今回も最後までお読み下さり、ありがとうございました🥰🙏
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