昔むかーし、風俗業界でお勤めの女性と付き合っていたことがあります。
ほんの数ヶ月の関係だったのですが、私自身も相手の女性も、人生のうえでの様々な出来事が目まぐるしく起きた時期で、ふたりで「ジェットコースターに乗っているみたいだね」などと言ったりしていました。
そんな交際をしていた頃、その彼女が言った言葉:
男はキモチが無くても女を抱ける
女はキモチが無いと抱かれたくない
だから、女の私がキモチが無くてもお客さんに抱かれるためには、
自分でキモチを自在に操れないといけないの
と。
それに慣れるまで、自分のキモチを自在に操れるようになるまで、1年掛かった、と言っていました。
翻って自分を見つめ直してみると・・・
私は、20代の頃は、火遊びの延長で風俗遊びもしたことがあります
また、10代から20代に掛けては、それこそナンパからのワンナイトの経験ももちろんあります
そして、40代(もう50目前!)の今は、セフレだのP活だのと、これまた「キモチ」があるのかないのかわからない関係で、女性を抱くこともあります
やはり、昔の嬢が言っていた通りなのかな?なんて考えたりします。
ところが、つい先日、そんな想いを覆されるような出来事がありました。
それは、仲良しセフちゃん1号の「Mちゃん」とのデートでの出来事です
<<< ⭐︎⭐︎⭐︎ >>>
先日ブログ記事でも綴りましたが、
朝から会って愛し合う、エクストリーム朝活デートをした日のことです。
Mちゃんとはもうすぐ7年近くになる関係で、所謂「阿吽の呼吸」でやりとりが出来ます
会う前には、「朝っぱらから?」とも思いましたが、Mちゃんとなら何の違和感もなく、いつものようにスムーズに。
ソファで近況を語り合いながら徐々にお互いに絡まり合って、いつしかベッドへ。
普段、たまに変わったプレイをしたりすることもありますが、基本的には2人で辿り着いた2人のスタイルで愛し合います。
その日のピロートークは、この春中学へ入ったMちゃんの長男の話や、Mちゃんの前彼の話など。
そして、私の2−3月の出張先での話題や、Mちゃんの今彼のお悩みの話など。
その日は、午後に2人とも外せない仕事の予定があったため、ホテルでの時間は程々に切り上げて、パン屋さんでサンドイッチを買ってお花見ランチに出かけました🥪
5−6分咲きの桜を眺めながら、「綺麗だね、風が気持ちいいね」など話しながら、年に一度の儚くも美しい桜花を愛でました🌸
実はその日のデートで、愛し合う前のソファでの寛ぎの時間に、Mちゃんがふと呟いたのです。
セクシーさん、なんで私なんかのことをいつも抱いてくれるの?
と。
最初、私にはMちゃんが何を言ってるのか全くわかりませんでした😅
Mちゃんは33歳で、鼻筋のスッキリとした綺麗なコです。
スポーツ好きで身体も引き締まっていて、Mちゃんの外見的に私が何か不満に感じることもありません。
むしろ、サポ関係で始まった2人の仲なのに、お手当無しで抱かせてくれるMちゃんに、私の方こそ
なんでこんなアラフィフのオッサンにいつも抱かせてくれるの?
と訊きたいくらいなのに😂
「えーと、何を言ってるのかわからないよ?」、と先を促したところ、Mちゃん曰く、
- こんなガリガリな私なのに
- それに、セクシーさんになんの奉仕もしてあげられてないよ
と。
前者について。
確かにMちゃんは、スリム、スレンダー、というより、当の本人の表現の通り「ガリガリ」というのが適当なくらい痩せています。
おっぱいは、、、
うん、まぁ、俗に言う「マナ板」ですね。
これっぽっちも膨らみがなくて、つるぺたで、そこに小梅ちゃんが2個。
そんなお胸です。
昔からMちゃんは、
おっぱいなくてごめんね、、、
ここまで無いと、今さら豊胸手術するのもなんか変だし、、、
とかよく言っています。
私はそれほどおっぱいに執着がないので(巨乳はむしろそんなに好きでない)、
そんなの気にする事ないよー
といつも言っています。
でもMちゃんは、
そんなことないよ!
セクシーさんはやさしいからそう言うけど
男の人はみんなおっぱいが好きなはず!!
と言って聞きません。
「いや、俺ホントにおっぱい星人じゃないんだけどなぁ」と、いつもMちゃんとのやりとりに行き違いがあります。
で、後者について。
これも以前ブログ記事に綴ったことがあるのですが、Mちゃんはフ⚪︎ラが苦手です。
以前、Mちゃんとサポ関係で会っていた頃にはぎこちなく咥えてくれていたのですが、きっとそれもお手当のうちと思っていたのだと思います。
サポ関係ではなく、お手当無しの婚外恋人関係になってからは、本人から
苦手なの。しなくてもいい?
と申告があって、私も「うん、それでいいよ」と受け入れて、それ以来、MちゃんとのSEXでは、Fは無しです。
結果、MちゃんとのSEXは、私が一方的に奉仕してMちゃんは一方的に受け身、という、まぁ、マグロSEXとなります🐟
以前、ゲス飲み会でMちゃんとのそれを話したことがあるのですが、メンバーからは割と批判的な意見を貰いました。
師匠からは、「そんなSEXでよくイケるな」とまで言われました
でも、私は別に不満もないですし、10人と付き合えば10通りのSEXがあると思うので、これがMちゃんと私のスタイル、と思っていたのです。
その日のデートでの冒頭のMちゃんの発言、
セクシーさん、なんで私なんかのことをいつも抱いてくれるの?
は、Mちゃんの言を借りれば、
- ガリガリで胸もない、つまり性的魅力に欠ける私
- Fも出来なくてセクシーさんを満足させられない私
なのに、どうして何年も愛してくれるの?と。
私としては、「どうしてそんな風に思うの?」と訊きたいくらいなのですが、一方で、Mちゃんのそのネガティブな問いかけに対して、私は明確に「そんなことないよ」と説明することが出来なかったのです。
言われてみれば、確かにMちゃんの言う通りです。
Mちゃんはお世辞にもセクシーじゃないですし、私はいつも一方的にご奉仕してるようなもんです。
じゃぁ、どうして私はいつもMちゃんとの行為で癒されているのだろう。。。
そんな想いを抱きながら始まったその日のSEX。
いつもの通りMちゃんを抱きながら、頭の片隅では「俺はどうしてMちゃんを抱き続けているのかな?」と考えていました。
そんな時でした。
行為の最中、Mちゃんが私にしがみついて来て、唇を求めてきました。
これは、いつものことです。
いつも最中に、Mちゃんはこんな風に私を求めてきます。
私も応えて、Mちゃんを抱きしめる腕に力を込めて、Mちゃんの唇を求め返します。
その瞬間、私の頭の中で閃きのように浮かんだ想い、
あぁ、俺はMちゃんのことが好きなんだ
と。
好きな娘に求められて、好きな娘を求める。
だから、おっぱいがなくたって、自分が奉仕されなくたって、そんなの関係ないんだな、と。
そのことに思い至った私は、MちゃんとのSEXが本当に愛おしいものに感じられて、その日は、あっという間に果ててしまいました
<<< ⭐︎⭐︎⭐︎ >>>
昔むかーしの彼女の言葉、
男はキモチが無くても女を抱ける
を思い出しました。
抱けることは抱けるのだと思います。
実際そうです、私はキモチが無くたって抱けます。
でも、それはひと時のこと。
キモチのない行為は、きっと長くは続かないでしょう。
長く続く行為は、長く続く関係は、そこにキモチがあるから続くのだと思います。
ただ気持ち良いだけじゃない、ただ魅力的なだけじゃない、そこにキモチがあるから。
そんな根本的なことに、Mちゃんが私に投げかけた疑問を通して、思い至ることが出来ました。
「そんなこと当たり前じゃん」って思われるかもしれませんが、
愚かな私は、今回、実際の行為を通じて初めて体感出来た気がします😌
それに気づけた私は、嬉しい気持ち、愛おしい気持ちに溢れながら、Mちゃんに
痩せてガリガリでも、フ⚪︎ラしてくれなくても、
俺はMちゃんが大好きだよ
と伝えました。
はぁ? 何それ、何も褒めてないよ!?
とMちゃんは怒ってましたが、目は穏やかに笑っていました