春めいた陽気に気持ちが癒されます。
このまま冬は終わるのかな?なんて期待しながら、雑務に終われる日々です。
先日、隙間時間に会った元サポ現セフの娘から、
「サイトにはいっぱい女性が登録しているのに、どうして私にメールくれたの?」
と訊かれました。
その娘と知り合ったのはもうかれこれ4年くらい前なので、細かい経緯はもう忘れてしまったのですが、当時の私は「良い女性と知り合いたい」という気持ちよりも「業者には当たりたくない」の方が強かったんですね。
それで、業者に特有の、「エロくて可愛い女性」といったプロフィールの女性は避けて、「やる気なさそうな女性」のうち、自分の好みに合いそうな方に的を絞って連絡していたのでした。
そんな身も蓋もない理由を話したところ、その娘は納得したみたいです。
彼女は、プロフの自己紹介欄には1文字も書かず、各項目(身長とか車の有無とかの要素)だけ埋めてあったのです。
彼女曰く、「あんなプロフで連絡くれたから、この人は誰彼構わず連絡してるのでは?」と思ったのだけど、「実際に会ってみたらそうでもなかったし、実際良い人だったし、何度か会っているうちにいつのまにか好きになっちゃった」のだそうです。
私の身も蓋もない「選定理由」を聞いて笑っていましたw
逆に、「こちらこそ、サイトでは腐るほど男からお誘いのメールが来るだろうに、こんな年上のおっさんからのメールに応えてくれたのはなんで?」と訊いてみました。
曰く、「メールの文章がポエティックだったから」だそうな。
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文章を褒められる、というか、他の人とは違う、と指摘されることはよくあります。
私は根からの理系人間なので、私が紡ぐ文章に自信はこれっぽっちもありません(←断言)。
でも、文章を書くこと自体は好きなので、ついつい、出会い系サイトを介したやり取りにも関わらず、アレやコレやと色々綴ってしまいます。
それが、人によっては「この人面白いかも?」って思って貰えるみたいです。
件の彼女も、出会う前後のやり取りで文章が楽しかったと言っていました。
「ポエティック?」と、先の言を質したところ、言葉の端々に詩的なニュアンスがあった、と言っていました。
自分ではそんなつもりは毛頭ないので、不思議なものですね。
ポエティックと言えば、お相手の女性でも何人も詩的というか情感的な文章を綴ってくれる方が居ました。
出会い系サイトを使い始めた当初は、なかなか婚外恋愛のお相手と出会えないでいたため、手取り早く会えるサポ関係での出会いを中心に活動していました。
でも、いつの頃からか、やはりお金を介した関係だけでは埋められない渇きを覚えるようになり、時間も手間も掛かるけど、婚外恋愛での出会いを前提にした活動にシフトするようになりました。
サポと違って、会うまでの時間もやり取りの回数も格段に増えるのですが、それでもその過程を楽しめるようになれば、それほど苦でもありません。
元々、文章を書くことは好きだったので、会うまでのやり取りを通じて、いっぱい文章を綴っては送り、お互いの理解を深めるように努めてきました。
徐々に婚外恋愛で会うことも出来るようになってきた頃、サイトを介して知り合った婚外彼女の二人目の方が、とてもポエティックな文章を書いてくれる方でした。
今でも印象に残っているのが、そのコと3回目のデートを終えた後のメールでした。
1回目のデートは、カフェでお茶しながらお互いのことを色々と語り合って、互いに「この人は大丈夫そうだ」と確認したデート。
2回目のデートは、ランチを一緒にして、その後ドライブ。お互い夫婦関係など突っ込んだ話もして、「より深い仲になりたい」と想いを深めたデート。
3回目のデートでは、既に互いの好意は確認した後なので、適宜スキンシップ(軽いキスも)を交えながら、今まで以上に密接して過ごすデートでした。
その3回目のデートの後で、彼女から貰ったメールが、とてもポエティックだったので、今でもよく覚えています。
そのまま引用しちゃいますが、
今日のデート、腕を組んだり、サプライズでキスして貰ったりして、ドキドキが止まりませんでした。
距離が縮まって嬉しいのですが、距離が縮まれば縮まるほど、やっぱりもっとあなたのことを知りたい、って思ってしまう自分がいます。
次は、ちゃんとして下さい。
◯◯さんの全部、教えて下さい。
「全部、教えて下さい」って、何か良くないですか?
詩的で、情感的で。。
私はこのメールを貰った時、衝撃で(コーフンで?w)夜なかなか寝付けなかったのです。
セフの娘とのピロートークで、私の文章を「ポエティック」と言われて、真っ先に思い出したのが、この出会い系2人目の婚外恋愛の彼女から貰ったメールのことでした。
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出会い系サイトでは、本当に多くの方と出会いました。
もちろん、その殆どの方々とは続かなかった訳ですが、その後もずっと関係が続いている方もいますし、そうでない人とも、ある程度の回数の文章のやりとりはした訳です。
ポエティックな文章の方もいれば、すごく合理的な文章の方、頭悪そうな文章の方、性格的に面倒臭そうな方、いろんな文章の方が居ました。
面白い思い出が、デートのたびにその講評(?)を送ってくれる方がいました。
曰く、
・あなたの愛撫で私の蜜壺は溢れるばかりでした
・怒張したあなた自身にまた何度も貫かれたい
・これで終わりなんてイヤ、、、いつまた舐めて貰えますか
などなど。。。
いやー、詩的というか、「どこのフランス書院だよ!?」と突っ込みたくなるような官能小説でしたねw
今思い出すとクスッと吹き出してしまうような楽しい思い出なのですが、付き合っていた当初は「なんか気持ち悪い・・・」って思ってしまって、5回くらいのデート終えた後に別れました。
「ポエティックな文章」って話の流れでこのメールのことを思い出したのですが、あのフランス書院な彼女はどうしてるのかな。。。
きっと、また出会い系介して知り合った男と、「濡れた私の媚襞が・・・」とかやりとりしてるのかな、って思い出したら、なんだか楽しい気持ちになりました。
どんな出会いであっても、会わなくなった後に楽しい思い出を残せるといいですよね。