少し時間が経ちましたが、松岡充さん主演の舞台・劇団鹿殺し『不届者』が本当に素晴らしかったんですね。


で、東京と大阪で公演する中で東京公演が10/1までなので、もう1度観に行きたい!と思っていたのですが、どうも仕事で観に行けなさそうなので…我慢できなくてまたこうしてブログに書いちゃってる訳です(笑)。


で、これから観る人のためにネタバレは避けつつ(ただし、公式で触れられている部分は書きつつ)少しだけ僕個人の観点から思ったことを書きたいのですが…


僕が観劇後に大興奮して書いた記事を読むと、どうも複雑な感じがしてしまったので改めて記しておくと、この舞台

「主人公が出世と保身のために周りの人間を暗殺しまくる^ ^」

という至ってシンプルな内容なんですね。


言っちゃえば、その過程を楽しむ「悪のサクセスストーリー」型コメディなんです( ^∀^)


一応「現代と江戸時代がリンクしつつストーリーが進む」とか「死んだ人たちがバンバン舞台上に出てくる」とか

「殺しすぎじゃね?」

とかっていう展開はあるんですけど、基本的にはマンガ「島耕作」と同じ!  ピンチをチャンスに変えて、ガンガンのし上がっていく松岡さんがすげー魅力的だし、単純にワクワクするんです!


演劇的な場面転換、演劇的なお約束(「いや普通そんなリアクション取らないっしょ!」みたいなの)もありますが、演劇を全く観たことがない人でも難解に感じることはないと思います。


むしろ「初めての演劇体験としては最高なんじゃ?」と言っていいまでにベタ惚れしてるレベルです!(お、暑苦しくなってきた)


松岡さん松岡さん言ってますけど、役者の皆さんがすげえ達者な方ばっかりなのも推しポイントの1つ。


そんな中でも1番最初に「オッ!これは本腰入れなきゃだな!」と思わさせられたのは、荒木宏文さんが登場したときでした。


荒木さんの役は松岡さんのコンビの相手として序盤から出てくるのですが、その時の髪型と衣装の配色がまんま


なんですね。フライヤーの段階からもしかしたら…と思っていたら…!


こういうことがあった時に、さすがにこれは狙っているだろうと思う訳で「このメッセージは心して受け取ろう」となるのがクソ面倒クセェ歌広場さんな訳です( ;∀;)


その敵役の好きな台詞の1つに「俺は混沌の代理人だ(俺はカオスのエージェントだ)」って言う言葉が(正確には違うけどこんなニュアンスね)あるんですけど、もう荒木さんを見た瞬間に

「この人がカオスのエージェントなんだな…!」

と確信していました。案の定殺害数は多分この人が1番多いし!!!


衣装といったら松岡さんがオレンジで荒木さんが紫の服の時があって勝手に「ダンジェネの時の鬼龍院さんと喜矢武さんじゃん」とか思ってました。(多分あの劇場で1人だけだったと思う)


あ、なんかまた思いが溢れる系になってきたな。笑


そんな『不届者』、改めてオススメです。いや僕がオススメする必要なんて何1つもないんだけど、それでも勧めずにはいられない素晴らしい舞台なので!
(キャストの皆様、明日の千秋楽も頑張ってください!)


うーん、そんな感じです!


語るのをセーブしたら尻切れとんぼになってしまって申し訳ない( ;∀;)


それではまた明日ね!


うぱー!