ネタバレ含みます!!

まだ見てない方は読まないでね。

 

 



 

Dr.コトー診療所の劇場版を見ました。

 (Amazonプライム)



わたしはドラマのDr.コトー診療所を

何度も何度も繰り返し見てて


ドラマだと分かってるうえで


あんな先生がいたら、離島で暮らす人々も安心して生活できるのになぁ、、って思っていました。

 



ドラマが良くて、映画でコケる、、ていうのが

考えられなかったんだけど


(映画のシリーズ2作目でコケる←は、よくある。)


(海猿も、ドラマも映画も全部見てるけど、最後の海猿もすごくよかったし、アンフェアも続きがありそうな結末だったけど、the endも面白かったし、テレビドラマシリーズで映画もあるものは、どれも面白い。)

 

 

2時間の映画で、16年間(ドラマから16年ぶりの続編)を、島で過ごしてきたのコトー先生の生き様を描くのは到底無理なので、、

 

出来れば、前編・後編って感じで

描いてほしかったなぁって思います。。

 

 

 


コトー先生は、柴咲コウ演じる彩佳と結婚して、お腹の中に子供がいるのだけど……(7ヶ月設定らしい)

 

ドラマからの歳月を考えると

コトー先生は50代。

彩佳は40代なんですよ。

 

だから、遅くに出来た子供なんだ

っていうのは分かるんだけど……

 

結婚したのは2人が何歳の時か、なんてことは

どうでもいいんだけど

 

コトー先生があまりにも年を取りすぎてて💦

そんなにも白髪、、??

 



顔もヨボヨボだし、、、

 



 

分かるよ、映画だってこと。

 

 

でもね。

 

ドラマをずっと愛してきた民としては、、、

設定に無理が、、、

 

 


しかも、離島医療で、そんなに立て続けに不幸なことが起こるのか?


くらいの不幸続きで💦


 

ドラマは1クールあるからいいんだけど


 

2時間の枠で、あれこれ起こりすぎるから

見てて疲れてしまいました。。

 

 



一番、え??だったのは

コトー先生の急性骨髄性白血病、、、

 


今や、2人に1人が癌になる時代、、とはいえ


彩佳が乳がんを克服して……

やっと夫婦になれて、子供まで授かったのに


コトー先生までもが癌だなんて。。


 

ちなみに、彩佳の母親は脳梗塞で片麻痺になっちゃってるし、父親は胃潰瘍で吐血、、、というドラマの中でも、てんやわんやな星野家←でしたが(笑)



それはいいんです。ドラマなんで、、、



っていうか、島の人、ほとんどが何かしら病気や大きな怪我でコトー先生にお世話になってきましたから(笑)

 

 

しかし、、、映画で、

コトー先生が病気になっちゃダメでしょ、、、

 

しかも白血病。。


 

そして、今すぐ治療を始めないと、明日にでも何が起こってもおかしくない状態で(彩佳の担当医だった堺雅人が、コトー先生の診断も。)病気が発覚する重篤な状態、、、

 


なのに、島に台風がきて(ありがち)

次々に診療所に怪我で運び込まれる島民、、、

 

 

で、ここで、高橋海斗演じる新米医師の織田がいいセリフを言うんですよ。

 


『トリアージしないと!!』って。

 


大体、医療ドラマで大きな災害や事故が起こるストーリーでは、トリアージがされて、実際の医療現場でも助かる命から救う、が鉄則だと思うんだけど、、

 


コトー先生は、島の人たち全員を救うっていう思いで離島医療に取り組んできたので


自分の身体が限界なのにも関わらず、

全員を助けようとします。

 


その時に、織田が

『全員なんてムリだ、、』と言います。

 

(ごもっとも!!)



次から次へと、診療所に島民が押し寄せてきて

挙句の果てにコトー先生は手術までこなします。。。

 

あのヘロヘロな状態で、、、

 


普通なら考えられないけど、まぁ、映画なんで、、、と割り切って見てました。

 

 

 

 

が、、

 

 

 


彩佳は、忙しさのあまり腹痛を訴え倒れるし


コトー先生は彩佳に駆け寄る間際で倒れるし

 

 

 



えっと、、、、、地獄絵図?(笑)

 

 

 


結局、コトー先生が

白血病を治療するうんぬんのシーンはなく……

 

 

彩佳に赤ちゃんが生まれ、、


というか、もう立って歩いていたので

(台風が去って、あの地獄絵図から)

一年半くらい経った設定??……

  


まぁ、よくある話なので

そこも納得なんですけど、、、

 

 


コトー先生は死んだのか、

治療が終わって無事に島に帰って来たのか、

 


視聴者の判断に委ねる?的なラストでした。

 

 



そもそも、彩佳が倒れた時に

コトー先生が彩佳に寄り添って

ベッドの上の彩佳のお腹に手を当てて

そのままぐったりする、、、

というシーンがあったけど

 


あれで、生きていたら、逆に

『あ~、まぁ~映画だしね、ハッピーエンドで良かったよね。』と、思うっちゃ~、思うけども、、、

 


でも、そんな白血病の治療は簡単じゃないし(現実的にね)、治療期間や子供が歩いていることも考えると、一年半やそこらで、髪の毛あんなに生えてこないし(現実的にね)……

 




わたし的見解は、


彩佳のお腹に手を当てて、ぐったりした時点で、コトー先生は亡くなっていて

 

島の人たちの賑やかな日常や

子供が歩いた瞬間や

自分の元に子供が歩いてきて抱き上げた瞬間

 

などは、全部、コトー先生が思い描いていた夢。

 


病気が分かって彩佳と話す時、

彩佳と、生まれてくる子供と3人で、この島でずっとずっと生きていたい、、って願ったコトー先生の言葉を、


そのまんま描いたんじゃないかなー。

 

 


2時間という限られた時間で

どこまで描けるか、、、なんだけど

 


ドラマで描かれたコトー先生の

島で過ごした時間が濃厚すぎて

 


映画のたった2時間で

ドラマから16年後のコトー先生を描くには無理があったなぁ……が、正直な感想。

 

 


やっぱり

前編・後編で描いて欲しかった!!

 


 

ちょっと、残念でした。

 

 

 


高橋海斗が、新米医師とはいえ

わりと頼れる先生でよかった(笑)

 

それだけでも救いです(笑)

 

 

 

 

 

もう続編はないだろうから

 

これは、視聴者がどう受け取るか、、

なんだと思うけど

 

 


どうなんだろうね、、

 

 

 

治療がうまくいって、子供が歩いた瞬間を自分の目で見られた、っていう設定なら


治療の過程を描いてほしかったかな。。。

 

 

でも、今まで、島の人たちを救ってきたコトー先生の闘病の姿は描けないから……


空想の状態で終わらせたかったのかな。。。

 

 

 

まさかの白血病っていう設定に

長らくコトー先生のファンだった視聴者は、少なからずショックを受けたと思うし

 

助かって欲しい反面

あの最後の映像は、、、疑問が残るし、、

 


納得のいくものではなかったんじゃないかなぁ、、、

 

 

 



所詮はドラマ、映画なんで、、ね(笑)

 

  



割り切ってはいるけども。

 

 


 

でもなぁ、、、、(笑)

 

 

 

 

 





 

あ、、この映画で


一番びっくりしたのは…………






筧利夫演じる和田さんが






ドラマのseason2で、看護師役だった

蒼井優演じるミナちゃんと










結婚してて



子供が4人もいたこと!!!(笑)