ちょっと、番外編。
入院二日目の検査がとんでもなく辛かったので
ゆっくりさせて~と思った三日目に
MRIにぶちこまれる(笑)(笑)
MRIは何度入っても慣れませんね💦
わたしの入院していた病棟は
脳神経内科の病棟で、
脳梗塞や、外傷性クモ膜下出血とか
大きな脳の損傷があって脳外で手術した人たちだったり
認知症の人で転倒とかで怪我したり
内臓疾患があって入院する必要がある人だったり
眩暈、頭痛などで入院している人だったり
わたしみたいに検査入院の人だったり
本当に様々な状態の人がいました。
デイルームには
『ここは病院です』って貼ってあったり
病室の壁に
『〇〇さんの部屋はここです』
と、大きく貼ってあったり
病院に運ばれてきた時の記憶すらない人もいて
毎日『〇〇さん、今日、何月か分かる?』『ここどこか分かる?』『何歳ですか?』『お名前は分かりますか?』と、看護師さんの声があちこちで聞こえてきました。。
一時的に
せん妄になっている患者さんが多かったですね。。
各病室のバイタルチェックに回る時
パソコンのカートと
四六時中、見守りが必要な人を
車椅子に載せたまま引っ張って(笑)
お仕事していました💦
いや~、これは大変だわ。
で、車椅子から立ち上がって
どこかへ行こうとする人を抑制したり
トイレ介助だったり、
お風呂介助だったりもあるし
食事も、デイルームで食べさせてるのも見たし
え、、ここ、老人ホームですか?くらい
看護師さん大変そうでした。。。
介護の仕事と、看護の仕事って、同じかといえば、そうじゃないですよね。

ここにもあるように、
看護、って病気や怪我を治すためのサポート。
患者さんの入院から退院するまでの生活が
より良い時間になるように
お手伝いすることじゃないですか。
痛いとか、苦しいって言葉も聞いてくれるし
身体拭いてくれたり
洗ってくれたりして
清潔を保ってくれる
話したこと、一語一句、
看護記録に打ち込んでるし
検察室までベッドのまま運んだり
車椅子で連れて行ったり……
食事の配膳もそうだし
ナースコール鳴りっぱなしだし
点滴の機械もあちこちで鳴ってるし。
身体いくつあっても足らないよね
極端な話
ドクターは病気しか見ないけど
看護師さんは
病気+心のケア+介助
オムツ交換とか
介護のお仕事でも普通にあると思うけど
神経内科の病棟は、ちょっと独特でしたね。。
介護と、看護、
まぜこぜになってました。
認知で暴言を吐く人もいるし
ナースコールですぐ来ないと病室から叫んでるし💦
ただ、やっぱりその中でも
重症、重篤な状態の人もいて
個室には呼吸器に繋がれて意識があるのかないのか分からない人もちらほら。
ドアが全開になってるから
どうしても見えちゃうんだけど………
なんだか、
複雑な気持ちになってしまいました。。。
救命って、どこまですべきなんでしょうね。。。
(前にもチラッと書いたけど)
若くて、回復も早い人は
もちろん脳にダメージがあっても救命の価値はあるかも知れない。助かる可能性があるなら助けるべき命だけど、、、
でも、年齢的にも
これから意識が戻ったとしても
リハビリに移行できるまでに相当な時間を費やしたり
リハビリで良くなる確率も低いなら、、、
救急に運ばれた時点で
どこまで救命処置をするのか……
もちろん、
救命医たちは全力で助けるだろうけど、、、
わたしが家族なら
救えたとしても先の見えない治療が待ってるなら
『救命してもらわないでもいいです』って思っちゃうな。。。。
その辺、デリケートな問題だし
それぞれ価値観があって
高齢でも家族だから助けてほしい
どんな形でも生きていてほしいって願う人もいると思うけど
医療費のこととか
家族の負担のことも考えるとね。。。
命は一つ。
だけど
この先に続く人生は、家族にもあるわけで。。
って、ね。
いろいろ入院してる時に
病棟内をリハビリで歩いてて
気付くことや考えることがたくさんありました。
あ。今日は、三回忌法要です。。
早いもので2年経ちます。
この2年で
わたしの生活も随分変わってしまいました。。。