付き合い始めの頃、
旦那はまだ27歳だった。
バリバリ仕事をしていたし、
超絶イケメンではないけれど
高身長で爽やかな笑顔、
話も面白いから
それなりにモテてきたらしい。
同期がチャラ男揃いなのもあり
みんなで出会い系に登録しては
誰が一番女の子とヤレるかを
競い合ってる時期もあった。
だから決して
SEXが嫌いなわけではないと思う。
でも付き合ったばかりの頃、
「元カノに性欲の強い人がいて、
自慰の形跡を見られては責められ
猟奇的に迫られたことがあって
女性に積極的にされるのには
抵抗がある…」
という話をされた。
なので
なかなか私からは誘いづらく、
実際に私が誘っても
嫌がられたので誘わなくなった。
彼がそういう気分になるのを、
その瞬間が来るのを待つだけの日々。
2ヶ月置きの時もあれば、
半年あくこともある。
最初は悩んでいたけれど、
人間慣れるもので
そのうち気にならなくなった。
結婚してからは、
ますます愛情からくるSEXはなくなり
子供を作る為だけの行為。
排卵日を伝え、
旦那の体調や翌日のスケジュール次第で
事は行われたり行われなかったり。
いじって、濡れて、挿れて、出して
終わり。
腕枕されながらのピロートークも
したことない。
そこに私が感じてるか、
私を愛おしく思ってるか、
私の感情を読み取ろうとする
気持ちはない。
射精後は浴室に直行し
それぞれ性器を洗い流す。
幸せな後戯なんて夢のまた夢。
そんな10年間。
