さっき夢を見た。

 

 

 

 

たくさんの人と、バスに乗ってるんだ。

 

友達や、知らない人や、たくさんの人が乗っている。

 

 

 

それぞれの人が、

 

目的の停車駅で降りる。

 

 

「発車します」

 

 

人が降りると、運転手のアナウンスが聞こえる。

 

そして次の目的地へと、バスは走り出す。

 

 

 

 

 

バスの中では、みんな楽しそう。

 

 

降りた人たちは、楽しそうな表情に見えた。

 

 

 

 

 

そして、私も。

 

降りたい駅が近づいて、降りようとしたんだ。

 

 

友人たちが、私より先にバスから降りて行く。

 

 

 

私も降りようとするんだけど、

 

なぜか体が動かない。

 

 

あ、友達が行っちゃう..


 

 

 

「発車します」

 

 

 

 バスが発車した。

 

 

 

わたしは、降りられなかった。


 

私は、明確な目的があって、

そこの駅で降りたいわけではなかった。

 

 

 

友達がそこで降りるから。

 

 

ただそれだけの理由で

降りなきゃいけないと思っていた。

 

 

でも、体が動かなかった。

 

 

 

あぁ・・・降りられなかった・・・

 

次の停車駅からだと、みんなの所までは

 

歩いてどれくらいかかるかな?

 

そもそも、ここはどこだろう?

 

場所が分からない・・・

 

 

 

席に座ったまま

バスの外の景色をぼーっと眺めていた。

 

 

 

 

どうしよう・・・どこで降りよう・・・

 

 

 

 

バスの運転手がまた、アナウンスする。

 

 

 

死期が近い人たちって、


鼻の下がみんなふっくらするんです。

(夢だから意味は不明)

 

 

僕には止められません。

 

毎日こうして見送るだけなのです」

 

 

 

 

 


 

 

 

一瞬意味が分からなかったけど、

そのあとすぐに理解した。

 



バスから降りた人は、これから死ぬんだと。

 

 

 

 

 

運転手は、その仕組みを理解しながら、

 

でもそれぞれの目的地へと、

 

毎日バスで人を運ぶ仕事をしてるんだと。

 

 

 

 

みんな目的地があって、

 

楽しそうにバスを降りて行くように見えた。

 

死ぬ前の人たちには見えない。

 

みんな笑顔だった。

 

 

 

でも、降りたその場所で、

 

 

彼女たちの人生は、終わる。

 

 

 

 

私は、どこで、降りようかな・・・・

 

 

 

 

そう思いながら、夢から覚めた。

 

 

 

 

 

ーーーここから現実の話ーーーーーー

 

 

 

 

夢から覚めて、携帯を見ると、LINEニュースが出てきた。

 

加藤茶さんが77歳の誕生日だと。

 

ふと思ったんだ。

 

加藤茶さんと、妻の綾菜さん。

 

年齢差は45歳。

 

二人にとって、一瞬一瞬の何気無い時間が

 

愛しくて、大切で、

かけがえのない瞬間なんだろう。

 

 

 

もちろん、年齢が上だからって、

 年上の人が先にあの世に行ってしまうと決まってはいない。

 

 

 

ただ、一般的に、私たちは、

 

年をとった人の方が、

 

死期が近いと、認識している。

 

 

 

その思い込み通りだとしたら、

 

妻の綾菜さんにとって、

 

今がとても切なく、

そして愛おしい時間なんだろう。

 

 

 

愛する夫が笑顔で誕生日を送ってくれることが、

 

涙が出るほど嬉しい瞬間かも・・・って。

 

そう、ふと思ったんだ。

 


 

 

 

もちろん、これは私が勝手に思ったこと。

 


 

 

 

 

今回のブログは、

 

私が寝ているときにみた夢の話から、

 

起きて携帯を見た瞬間に感じた私の頭の中の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、夢なのか、現実なのか分からない。

 

ふわふわした状態で、

 

「これを残しておきたい」と思って、


急いで書いている。

 

 

 

 

 

寝ているときって、

 

自分では日頃意識できていない潜在意識(無意識)に

 

つながる時間だと思っている。

 

瞑想を極めた人とかも、そんな瞬間にアクセスしてるのかな?

 

 

 

 

起きているとき人は、

1日に約6万回も思考すると言われている。

 


 

 

 

まだ寝ていたいなぁ・・・

 

身体が疲れているなぁ・・・

 

歯を磨かなきゃ・・・

 

今日はどの服を着よう・・・

 

 

 

 

 

そして、1日に約3万回

「選択・決定」をしていると言われている。

 

 

何かを決めることが苦手だと思ってる人でも、


 

1日に3万もの小さな決定をしているんだ。

 

 

 

仕事に行くぞ。

 

お昼はパスタだ。

 

この化粧品を買う。

 

12時には寝る。

 

 

この積み重ねの意思決定が、

3万回も寝るまで続く。

 

 

 

 

 

夢の中のバスの話を、

 

現実世界に戻ってきた意識状態で考えたんだ。

 

 

 

それぞれが降りた駅は、死ぬ場所でもあるし、


生まれる場所でもある。

 

この世で生きていく場所でもある。

 

 

 

 

バスに乗っている人たちは、

 

生まれる前の赤ちゃんだったのかな?って。


 

 

だって、

 

みんな笑顔だったから。

 

 

 

 

私たちはみんな、

 

「ここで生きる」

 

そうやって選んで、生まれてくるんだ。

 

 

 

 

生まれる前の私たちが、

 

よし。この場所で降りよう。

 

そう思った先に、

未来のお母さんやお父さんが待っている。

 

 

 

 

 

 

私たちは、

求められて生まれてきたんじゃない。

 


自分で

「ここがいい」と決めて生まれてきたんだ。

 

 

 

 

容姿も、家庭環境も、人生設計も。

 

 

自分で、

 

両親を選び、

 

こんな人生を歩みたい、

 

そうやって、ある程度選んで、生まれてきたんだ。

 

そして、死ぬ瞬間すらも、自分で決めているのだろう。

 

 

 

 

どんな死に方であったとしても。

 

 

 

 

 

 

 

夢の中の私は、

 

友達がそこで降りるから・・・

 

その理由で降りようとしたけど、

降りられなかった。

 


友達が行くから・・・


 

そうやって、

私の人生のステージを選ぼうとしていた。

 

 

 

 

「世にも奇妙な物語」のような夢のおはなし。

 

 

 

起きた瞬間は、

 


夢なのか

現実なのか

ふわふわとした

無意識にとても近い世界にいる。


 

簡単に言うと、ぼーっとしてる「無」の状態。

 


その状態に対して、

 

「久しぶりだなぁ」そう感じた。

 

 

 

 

久しぶり?

 

 

 

 

どういうこと?

 

 

 

 

ドラックとかやる人って、

こんな感覚なのかな? 


 

 

 

そんな世界だと自分の「感覚」が「思考」に邪魔されていない

 

ふわふわした気持ちいい時間が流れている。

 

 

 

その感覚を「久しぶり」って感じたんだ。

 

 

 

 





 

人は、目に見える現実が全てだと思い込む。






 

目の前の世界だけがあたかも、

全てであるかのように思い込んでしまう。

 

 

 

 

でも、無意識に近い感覚で生きれると、

 

人間は「気持ちがいい状態」なんだと思う。

 

 

 

そして、

そんな時間を現実の中で過ごしている人たちも、いるんだと思う。

 

 

 

その時間が長いのか、

短いのかの差があるだけ。

 

 


だって、元々わたし達は、

 

「気持ちがいい状態」が通常だったんだから。

 

 


バスの中のみんなの笑顔を見れば分かる。

 

 


何も恐怖を感じていない。

 

死ぬことすらも怖いと思っていない。

 

ワクワク遊びに行くような表情だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起きてから、こうしてブログを書きはじめ、

 

今は現実世界の「思考」が多いモードに戻ってきている。

 


 

 

 

 

不思議な時間と、感覚だった。

 

こんなこと、普通に聞いたら「ヤベー奴」だよね。

 

うまく伝えられないのが、悔しいアセアセ

 

最近、こうした不思議な感覚がたまにある。

 

 

 

 

気づけば起きてから、3時間がたっていた。

 


ふわふわ感覚は、

おそらく30分くらいかな。

 


これをただ「寝ぼけてた」と捉えることもできるし、

 

こうやって深く考えて意味づけすることもできる。